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FF11±ゼロ。

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暗黙の了解。

腕を広げ胸を反らす。赤い球状の光が自身の周囲で弾ける。

大戦時、原野に陣取る獣人軍の後背を突くため、連合軍旗下の
王立騎士団第一連隊が密かに構築した地下要塞。
【ガルレージュ要塞】。

【レベルシンク】。
リーダーが定めたパーティメンバーより、レベルが高い面子は
同じレベル帯に揃えられる便利な制度のお陰で、かつてなら
オイシクない狩場でもレレルマゲを楽しむ【踊り子】のウチ。

要塞入ったトコの階段付近。
中堅冒険者様が一度は足を踏み入れるココで狙うは、古参の
冒険者様には顔馴染みであるコウモリがその日の獲物。

周囲に赤い球状の光が爆ぜる。
c0061753_2053811.jpg

敵に対して自分を攻撃するようにしむける踊り子特有の能力、
【A.フラリッシュ】を使い前衛の立ち位置だった当初の場所に
敵を誘導する。

ゼロ「頼むから固定してくれ」
同じパーティ内にいる【ナイト】様や【戦士】様に言いたい気持ちが、
恐らく内部で充満中。

「獲物は盾役に固定し、後衛様には敵の攻撃を向けさせない」。
暗黙の了解が、かつてはあった。

獲物をガッチリと眼前に固定する事。
それが盾役が己に課すルールであり矜持だと思っている。

それが出来なかったウチは、盾役として目立たない、というか、
なるべくなら敵のターゲットは取らないでいようとしていた。

今は違う。
獲物の固定に腐心するより犠牲者さえなければ、殺られる前に
殺れ的な速攻スタイルが主流で、かつ、その方が時間あたりの
得られる経験値は多い。
その結果、敵のタゲが【あっち】【こっち】にフラフラする場合がある。

今見つめているのと、冒険した当時に感じた印象は多分、逆。
ダラダラした時間の中でPC内に貯めてた、このスクリーンショットを
眺める。

中近東を思わせるような白門のBGMが、部屋のBGMとして、今、
ウチの鼓膜を振るわせる。
モニターの向こうの量産型を白門の階段脇に座り込ませて、
中身のウチはPCの前で寝そべっている。

遅めの夏休みも今日で5日目。

20年は母方の実家に帰省してない後ろめたさも手伝って、
上司や同僚より「帰省するのが普通」「けしからん」「親不孝者」と
言われてても、PCの前から腰が上がらなかった、この数日。

そんなの決まってるだろ的暗黙の了解風に言われてもさあ。

「ウチが生まれてから近親者に不幸がないんだから、墓参りとか、
親戚回りするとか、帰省するとか要らないんじゃね?」

社会に出てから何年も地元に帰っていないウチはそう考えていた。
現代社会で、何を古い因習に捕らわれていらっしゃるのか、と。
便りが無いのが良い便り、で良いんですよ、と。

一方でヴァーチャルでは、「盾役は後衛様を守ってナンボ!」と、
今のヴァナ世界にそぐわない過去の習慣に未だ愛着を感じている。

「今日は何もありませんでした」、って報告書を書いておけ。
ベテランの和久巡査長は、新米刑事の青島巡査部長に言う。

その日の冒険をSS、スクリーンショットに一枚撮る。
後日、それに近況を綴ってwebでブログとしてアップする。
別に特殊な状況や得意な出来事である必要はない。
ドラマの「踊る」のヒトコマと同じ。

一年近く前の出来事と、今、書こうとしている近況に隔たりがある、
という事もあるだろうけど、自身にとっては日記を付けるに等しい
気楽な作業のハズが、この画像では出来ずにいた。

現実でもヴァナでも、ウチが考える事も、周りが言う事も、別に
ドッチも間違ってはいない。

じゃあ、別にイイじゃん。
散々考えた挙句、たどり着いたのはシンプルな答え。

かつてヴァナ世界に存在した習慣に愛着を感じつつも、ハイハイと
現在主流の戦闘様式に順応した結果、軽やかなスピードで目標の
レレルを1つばかり余計に超えちゃった様に。

【踊り子】38>>41。
時代が(大きく出るトコが痛い)ウチに追いつくまで顔を見せに行く。
それくらいのコト、別にイイじゃん。

明日、帰省しよう。お土産は何を持っていこうか。
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by zerohour_co | 2009-09-11 20:53 | FF>>踊り子

カガミ。

鏡に写る自分の動作を、一歩遅れで自分が必死に追いかけてく。
8時だョの前半戦で、志村けnの動きを必死で真似るミイラみたいに。

エルシモ地方の大部分を占める熱帯雨林でも、猫耳族の比較的
大規模な集落があることでも名高い、冒険者の溜まり場。
【ユタンガ大森林】。

猫耳集落の近くという定番の場所で、低Lv帯の冒険者にとって
格好のカモ扱いのマンドラたんが相手。

【レベルシンク】、リーダーが定めた冒険者のLvより高いメンバーは
均一のレベルに補正される仕組みを利用してレレルマゲを行う。

マンドラたんが使う、睡眠効果を振り払う能力を持つ回復魔法と同じ
効力をもつ、踊りの能力が使える優位性もあって。
比較的、お声がかかり易い立場にある某量産型。

しかし優位性なんぞ島から見える水平線の遥か向こうにカッ飛ばして。
中の人はもうね、超必死。

鏡の前にいる相手の一挙手一投足を、鏡の向こうにいる自分が
必死になって挙動をなぞってゆく。
そんな気分。

柔らかな手つき、力強いステップ、軽やかな身のこなし。

本当は、もっと、ずっと、レベルシンクでなければ、高レベルの
冒険者なのだろう。
同じパーティとなった同業者である【ガルカ】様。

その澱みのない、滑らかな動きを1テンポ遅れて、まるで
鏡写しのように必死になぞってゆく【踊り子】のウチ。
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もう二ヶ月以上前の出来事にはなるけれど。

職務上の肩書きから「アシスタント」という文字が
6月24日を以って消えた。

それまで見習さん的ち位置から、シゴトは現場の最前線へ。

それまでは時間がある時に、他の営業さんに頼んで、同行を
繰り返す日々おおよそ4ヶ月。
ウチは結果責任を問われない見習いという立場を楽しんでた。

【なるほど。】
【待機します】
【ついてゆきます。】
お気楽ご気楽オヤカタヒノマル護送船団方式な気分に浸りつつ
営業さんから少し後方でパイプ椅子に腰掛けて茫漠とし。

はたまた、見習いにも関わらずチョット高いところから、
【どうすればいいですか?】的な脳内演習を楽しんでいた。

そんな日々に。
実はもう一年近くも前になる、この冒険の事が蘇る。

これまで同行してた営業さんの話し振り、対応を真似する。
或いは前職の尊敬する先輩、はたまた今も唯一仲の良いデキル
同期の対応を総動員する。 

あの日の冒険と同じ、お手本をなぞる事で日々をナントカ
しのいでいる。
 
独創的な事は未だ言えない。
ただ、頼りとする先輩・同期の仲間を参考にする事で。

ウチがクライアントに伝えたい事柄を言の葉に載せてゆく、
曲りなりにもクライアントとの共通認識になってゆく。

「鑑」の字の方は「人の手本、模範」の意味だそうだ。
【踊り子】32>>38。
自分が成長すべき時に、お手本とすべき鏡を見つけれる。
それが見つけられた事に、こんなに嬉しいことはない。
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by zerohour_co | 2009-09-07 20:30 | FF>>踊り子