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FF11±ゼロ。

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静かな朝に。

ピッチャーイッキでヘロヘロになったオツムをのろのろと
持ち上げて起きだす土曜日の朝。
送別会なのに、学生コンパさながらの呑み方をさせる会社の
同輩を、少し恨めしく思いながらプレステの電源を入れる。

皇国首都の西半分【アルザビ】の朝も、現実世界と同様に、
辺りは静けさに満ちている。爽やかな朝の訪れ。

。。。静けさ?

賑やかなような、黄昏れたような中東を思わせる、あの音楽が
流れていない。
無音の街となった首都を、北に向かって駆ける自分の足音が
スタスタとするのに、ンゲー違和感を覚える。

人通りも少ないように感じる街をぬって足を踏み入れるのは
封魔堂。

アストラル界より無限のエネルギーを引き出すと言われ、
皇国と蛮族、双方の首脳陣が手元に置いておこうと目論む
無音の至宝【魔笛】の安置所。
いつもは封印のためか開くことの出来ない封魔堂の扉が、
アッサリと左右に開く。

信じたくない事が、やはり起こってしまったのだと確信する。

奥に進んで、もう一枚の扉を隔てた先、目の前にあるのは、
市街戦【ビシージ】のイベントで見掛けるソレを見つけた。
でっかい。
せいぜい等身大くらいのモノだと思っていたのに見上げないと
全体が見れない、それまでソレがアレだと完全に思っていた、
その構造物のくぼみに虚空がある。
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ブーンを低く微かな音を立てていた意外に強い光を放っていた
物体が、柱のくぼみに無い。

あの光の塊こそが【魔笛】だったのかと、相変わらずロクに
ミッションを進めてない不精冒険者は思いが至ると同時に、
ウチは現実を受け入れた。

爺鯖【ビシージ】二度目の陥落。
土日限定になりつつあるウチとっては、過日行われた各種の
仕様やヴァージョンアップの実装よりも衝撃的な出来事でした。
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by zerohour_co | 2006-08-26 11:02 | FF>>日常

熱闘に幕。

街の灯りがうっすらと室内を照らしてる1Kの部屋を直進し、
壁際に立て掛けているリモコンに手を伸ばす。

『西日本や北海道では特に残暑が厳しく、8月としては
これまで最も暑かった94年に次ぐ酷暑となっている』
そうだ。
終電間際の車内で、そんな記事を読んでしまったら、
もうウチは耐えられない。

ピ!
軽快な電子音がして、ファンが開き始めるのを見つめる。
この瞬間、濃紺の背広姿に身を包んだ坊主頭、陥落。
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本日、遂にエアコンのお世話になりました。

坊主頭の良心、最後の砦はエアコンの設定温度。
28度。
勝手に盛り上がってた己との熱闘には幕が下ろされたが、
ウチの暑い夏は未だ終わらない。
まだだ、まだ終わらんよ。
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by zerohour_co | 2006-08-25 00:01 | 浮き世のコト

アニキ。

「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!」
「これは演習ではない。 繰り返す、これは演習ではない。」
「この戦争が終わったr(ry」
「アパームアパーム! 弾持ってこーい、アパーム!」
「兵隊は犠牲になってもいいのか。。。」

地球時間は、26時の少し前。
どこかで聴いた台詞の数々が皇国内に響き渡る。

退職を間近に控えてるハズなのに。
通常業務が終わった後に、未だに定まらない後任の人事に
ヤキモキしつつも、引継ぎ書などを作成をしてるウチ。
ココ2週間ばかり連日、帰宅が24時を軽く越している状態。

あれだけ入り浸ってたヴァナ・ディールにも、飲酒と同様に、
平日は自粛する日々が続く。
『夜遅いんだから、仕方ないよね。うん。』
そんな気持ちになり、PS2の電源を入れない日も多くなった。

飽きた。
とは、違うんだけど何かが違う。
熱に浮かされるようにマゲた、ケモノや召喚やリューサンとは
明らかに異なる熱量で帰宅の途に着く平日の日々。

なので、週のシゴトが片付いて、更に有給休暇を一日使って
月曜日まで3連休!となった金曜日の深夜から、久しぶりの
FF11にログインしたのに、気持ちは今夏の様に曇りがち。

中の国と言われる大陸の中心都市【ジュノ】上層から移って、
最近の定位置にしている、皇国領の西半分を司る首都。
【アルザビ】。
石造家屋の屋根を連ねて通路とする多層構造の街並が、
さながら迷宮のような造りの街の一角に、独り佇む。

サチコメと言われる欄に行動予定のような記述も書き込まず、
さりとてログアウトやシャットダウンする事もせず。
偶にモニターの画面に中近東を思わせる街並みと音楽を
視界と聴覚の隅に捉えながら。
朝hなど各種web版の新聞を読んだり、ラジヲに耳を傾けたり
モニター付けっ放しで昼寝したりしてた、週末の二十数時間。
『なんだかなー』
そう呟きつつもヴァナ・ディールに留まり続けるウィークエンド。

そんな仮性燃え尽き症候群の某が首都の西側で佇み続ける、
唯一の理由がコレ。

【ビシージ】。

皇国の繁栄と、我ら冒険者が皇国領で活動する為に様々な
恩恵を受けるため必要な秘宝「魔笛」。
それを奪わんがため皇国首都を強襲する蛮族の軍団から
死守する為に発令される第一級防衛態勢の市街戦。

蛮族の進軍開始を告げる短いメッセージで皇国領に流れる。
すると、それまで200人に満たない時もあるアルザビに、
続々と冒険者が集結し始める。

「【赤魔導士】75【誘ってください。】」
「サーチでなくて誘えねぇ~」
「【赤魔導士】【私のもの】」
「ケンカを止めて二人を止めてワタシのために争わないd」
「【かえれ】」
「【かえれ】」
「【かえれ】」
「【かえれ】」

とかくウルサイと不評の多い、広範囲かつ不特定多数に届く
シャウトも洒落た応酬が多くて、聴いていて愉快になる。
間もなく始まる決戦を前に700人を超える冒険者の気持ちが
収斂してゆくのが判る。

レレルマゲで楽しみな瞬間が、数百人規模で起こりつつある。
コレだ。
焼き切れつつある某にもアッパー系の伝達物質が生成されて
脳内を駆け巡る。

瞳孔拡大、血管拡張などアカラサマに生気がよみがえるウチ。
無頼をかこってても本性は隠せないな、と苦笑いしている時に
蛮族が到着して開始時のイベントが始まる。

どこかで聴いた台詞の数々が皇国内に響き渡る、26時少し前。
【ビシージ】開始。

まずは街の最深部に安置される魔笛の宝物庫の封印を司る、
五蛇将といわれる五人のNPCの身辺警護が第一優先。
ウチも、将軍の一人を護衛するためにトカゲ男に槍を振り回す。

しかし、開始早々に将軍の一人が討ち取られる波乱の幕開け。

しかも、国内のプレイヤーはおろか、海外プレイヤーの間でも
特に人気が高いらしく、心酔する冒険者は揃って、石垣とも
肉の壁とも化す、と謳われる【ネコ】【将軍】も崩れ落ちる有様。

そして。
突如、という表現がぴったんこカンカンな画面に見える範囲の
冒険者が一斉に斃れる。
眼前に広がる、悪夢の集団ぷりけt事件。
どうやら、敵の特殊技が炸裂し、4000超という己の生命力の
4倍に近いダメージを受けた為らしい。

戦況はイッキに敗戦色が漂い始める。
『こりゃアカン。爺鯖、二度の陥落か!?』
陰鬱な思いに捕われたウチの屍体を、紅く煌びやかな巨躯が
踏んで通り過ぎる。

アルザビの街全土にシャウトが響き渡る。
「【土】【将軍】、【自爆】くらったのに全くの無傷です!万歳w」
笑いと讃辞のシャウトが洪水となってモニターを埋め尽くす。

脳筋と揶揄される程に強靭な身体能力を持つ【ガルカ】という種族。
軍の指揮を本分とすべきはずの【将軍】という地位にも関わらず、
自ら己の拳で敵を粉砕する【モンク】という職種。
ビシージ開催時の台詞で窺い知れる粗野ではあるが卑ではない、
その剛性の気質。

それらを以てアニキの愛称で慕う冒険者も多い、土蛇将ザザーク。
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周囲の状況を省みることなく、殆ど傲然とトカゲ人間に躍りかかる
イカス雄姿。
その姿に勇気づけられて、蘇生魔法【レイズ】を受けた冒険者は
戦列に次々と復帰する。
それが起点となってトカゲ人間の軍勢を徐々に押し返してゆく。

「【ついていきます。】アニキ!」
誰かが叫んだ。
その言葉は某【竜騎士】の心情を、まるたま代弁していた。
ウチも今後この【ガルカ】アニキについて逝こうかと思ってしまう。

さっきまで名前も知らなかった冒険者と、たった一言で共感できる
機会がある、この戦いの場。そんな魅力に充ちた市街戦。

だから退職に伴う一過性バーンアウトシンドロームの人は今日も
この場所に佇んで、その時を待つのです。
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by zerohour_co | 2006-08-13 08:35 | FF>>日常

ボディー・ランゲージ・ターイム。

バシ!バシ!バシ!
三体のカカシ人形がウチを殴る。
バシ!バシ!バシ!バシ!

前回と違って今回は逃げずに、カカシことカーディアンに対して
背を向けて、棍棒の攻撃を受け止める土曜日の朝8時。
ウチは今回も所属国にしてる連邦の外にある平原の東、
西南の方角にその入り口がある地下迷宮に足を踏み入れてる。
【外ホルトト遺跡】。

殴られ、でゅーんと減った【サブリガ】【青魔導士】の生命力を、
高級装備ヴァーミリヲクロークに身に纏ったお大尽、しくろ様
魔法で回復してくれる。
朝の8時から、この爺鯖ケモノ界の至宝を拉致れて良かった。

しくろ様に謝意を伝えつつも、殴られる【サブリガ】【男】を見てる
ウチの脳裏に軽快な音楽が刻まれてゆく。
ドンツクつくつくつく、バシッ!ドンツクつくつくつく、バシッ!

毎週土曜の夜8時から始まる某テレビ局のバラエティー番組で
偶に放映される「スタnプ」
ハリセン代わりに両手に持った棍棒を振り下ろすカカシは、程なく
TP(タクティカルポイント)と呼ばれる必殺技を放てる分だけの
力を貯めて、背中を晒した【青魔導士】に向かって力を解放する。

バシーン、バシーン、バシーン。
棍棒を大きく振るっての3回攻撃をする【メッタ打ち】は、ウチには
めちゃイkメンバーがクライマックス直前リズミカルに打ち鳴らす
ハリセン連打の音に等しい。
んピ!ピ!ピ!ピッ!ピ!ピ!ピィー!

「たーたき叩き、叩き潰すぞ!」
某番組でも良いポジションを確保していた、身軽な肥満体型芸人
(元)の決め台詞を、モニターの向こうで吼えるウチ。

巨大なハリセンが、カカシに向かって振りぬかれる代わりに。
刹那、しくろ様が放つ神聖魔法の【ホーリー】閃光が屹立する。
ウチがトドメの必殺技を放つ暇もない。
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「鼻の軟骨がパキッて鳴った!」
そう、大声で連呼する暇もなく無言で崩れてゆくカカシ×3。
そもそも暴走して好戦的になったカカシは、言葉を喋らない。

しくろ様サマでウチ自身がカラダ張ってキバる事は無かったが、
「$#@!をラーニング」というログが表示されるとヤッパリ嬉しい。

チッチャな巨人しくろ様の活躍のお陰で、かのキリンも撃破。
【メッタ打ち】と【いやしの風】。
【青魔法】の序盤で必携とされる二つの呪文をラーニングして、
セルビナ時代の秒読みも間近。
ボディー・ランゲージ・ターイム!!!!(身体を張って頑張ろう)
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by zerohour_co | 2006-08-06 08:07 | FF>>青魔道士

今年も。

部屋の明かりを消して、厚手の遮光カーテンを開ける。
就寝半歩手前の状態。

風呂あがりで濡れた坊主頭にタオルを巻きつけた格好で、
テレビを付ける。
賑やかな音楽と共に、どどんぱぱんと夜空に咲く大輪の花。
テレビの前に座ったウチは、ただ画面を見ている。

引継ぎ先の決定権を握る上長が骨折で入院した事もあって。
体制が固まるまで退職届を人事に提出しないよう指示がある為、
実は正式な退職日が未だに確定してない、有楽町にお勤めの
某企業戦死。
それでも、通常業務の傍ら引継ぎ書の作成で連夜の終電体制。
家に着くと時刻は既に25時を回っている。

寝る準備を粛々と済ませながら、今日もFF11にログインする。
深夜に知り合いに声を掛けて回るのも躊躇われる。
そこで。
倉庫から一年ぶりに引っ張り出してきた浴衣に袖を通したら、
故郷の脳筋・量産型共和国【バストゥーク】を訪れる。

夏の恒例行事「あますず祭り」が開催中の共和国でウチは、
噴水の上に組み上げられた屋台で踊る【タルタル】を見ながら、
【大工房】の真上で挙がる花火の音と光に身を委ねる。
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コリコリになった気持ちがフッと軽くなっていくのがワカル。

「これだけいやされるということはヴァナ・ディールから
マイナスイオンが出ているに違いない」
先日の関西に行く際も持参した程お気に入りの書籍、
「ヴァナ・ディール滞在記」の帯に書いてあるコトバ。

最近、平日はお酒を控えているため代替品のミネラr麦茶の
ペットボトルを口につけた坊主頭は、暗闇の中で思う。
マチガイナイ。

熱に浮かされたようにマゲた【竜騎士】も一段落してウチは、
このゲエムを始めてから三年も経って初めて、ゆるりとした
気持ちで心からヴァナ・ディールの祭りを楽しんでいる。

昨年も申し上げましたが、本年も一筆啓上。
イイですね、日本の夏。ヴァナ・ディールの夏。
暑中お見舞い申し上げます。
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by zerohour_co | 2006-08-01 01:16 | FF>>日常