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<   2006年 07月 ( 11 )   > この月の画像一覧

グリーンラベル。

ゴゴゴゴ。
魔法装置が放つ緑色の淡い光の中、薬品で足音消して、
入り口から奥に進む。
ゴゴゴゴ。
足代わりの車輪を転がして進むカカシ人形の姿が見える。
【外ホルトト遺跡】。
小人・猫耳連邦の外側に広がる東西の平原、
サルタバルタの外周部にある塔から中に入れるため、
「外ホルトト」と呼ばれてるらしい。

連邦が国家防衛のために、魔導器製作所「手の院」で開発・
製造したカカシ人形の魔動兵、カーディアンが今回の獲物。

本来は、連邦の戦闘魔導団に所属し各個師団に100体ずつ
配置されるそうだが、このカカシ兵の一部が暴走して遺跡を
占拠し野生化してるのだ。

野生化?
自我の萌芽による脱走であっても「野生化」なんかな?
通称『鈍器』と呼ばれるブ厚い攻略本に綴られた説明文に、
坊主頭を傾げながら手元のキーボードでマクロボタンを叩く。
コォォオォ~。
小人・猫耳連邦に移籍して、もう一年以上も経つというのに、
ココに来たのは今回が初めての【サブリガ】【青魔導士】は
カカシに向かって最近お気に入りの青魔法【種まき】を唱える。

!?
人形の首がクルっとウチに一斉に振り返った錯覚に陥った。
人形には首はない。が、そう見える程の、静から動への転調。

頭に双葉を生やしたカカシが一体と生やしてないのが三体、
それと走って数歩の距離から魔法を唱えるカカシがもう一体。
ありゃま。
と思ったがウチは抜刀し、カカシ数体を迎え撃つ。
個々のカカシは、今のレベルであれば大した強さではない。
ゼロ「ふふん、返り討ちにしてくれるわ。」
自分から一番近いカカシに向かって、剣を振るう。
c0061753_20542166.jpg

バシ!バシ!バシ!バシ!バシ!
!1!!
刹那、脳裏に過るのは暗転した舞台上シムラ他メンバーから
木刀で袋叩きに遭ってる道場主に扮した、いかりyの姿。
嗚呼、懐かしの道場コント。
ぎゅーん、とウチの生命力を示すゲージが一気に減る。

ダメダコォ~リャ。
グリーンラベルのCMに出てる外国人よろしく呟いたウチは、
負けを悟って、抜刀したまま塔の入り口に向かって走り出す。
バシ!バシ!バシ!バシ!バシ!
逃走する眼前に更に二体のカカシの姿。
バシ!バシ!バシ!バシ!
ちょ。
バシ!バシ!バシ!バシ!バシ!
バシ!バシ!バシ!バシ!バシ!
ゼロ「。。。」
青魔法【メッタ打ち】を目にする前に無様なぷりけtを晒した
【サブリガ】と、意気揚々と引き上げるカーディアン部隊。

直後、グリーンラベルの500ミリ缶を冷蔵庫から取り出して
プルトップを引っ張り上げる愚挙に出たのは言うまでもナイ。
【青魔導士】13>>13。
ほろ苦さが口いっぱいに広がった土曜日の午後3時。
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by zerohour_co | 2006-07-29 20:54 | FF>>青魔道士

いざいざ。

今、東京駅。
駅弁ツツキながら、新幹線の中。
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いざ往かむ初関西。
いてきます。
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by zerohour_co | 2006-07-27 10:54 | 浮き世のコト

始動。

久しぶりに昼休みを利用して銀座の電脳林檎販売店にて、
お届けしております。
梅雨の中休みで晴れた水曜日。
ウチは脳裏に浮かぶスロットから【マクロ】ボタンをピッと叩く。

/sh 明日7月27日及び28日、夏休みを頂きます。
/ja 有給休暇 <me>
/wait 2
【/grin】

7月も終わりだというのに梅雨宣言も見通しが立たない、
このジメジメと蒸し暑い最中、汗水たらして働く同胞にとって、
「潜在効果:敵対心+∞」効果の労働者専用アビリティ発動。

98年4月から新卒でカイシャで働き始めて以来、初めて
私用で有給休暇を取得することにしました。
この8年間、有給を放棄してきた24時間戦えます状態の
企業戦死、労働者の権利の前に遂に陥落。

カイシャを退職する旨は先日お伝えして以来。
ヴァナ・ディールで、電話で、メールで、オフで、ごく一部の
方々にはお伝えしておりましたが。

カイシャを辞めたら、東京に留まらず地方に行きます。
しかも、大胆不敵のIターンが希望だったり。

27日と28日の2日間。
地方の受け入れ先の方に面談をするための有給休暇。
一言でいうと関西に行きます。
白状すると、今まで足を踏み入れた事もありませぬ。
そんなウチに選ばれた、拝啓、関西地方さま。
【おめでとう!】関西。【ありがとう】関西。【にげて!】

事前調査では、今使ってるNT●東日本のADSLはおろか、
西日本の回線も山奥につき、サービス対象外だそうです。
通販好きのウチは軽く凹んでおります。

さらに、電圧やらの関係で3年前のボーナスで奮発した
ダイソnのサイクロン型掃除機、使えない模様です。
貧乏人のウチは凹んでおります。激しくヘコんでますとも。

そんなワケで、人生初の有給休暇。
新天地に往く期待と迷子スキル青字MAX!の不安を胸に、
明日は朝から電車と新幹線を乗り継いで、現地に向かう事に
なるのでしょう。モチロン左手には、缶ビール。

皆様へのご報告と幾分の強がりを込めて坊主頭は吼える。
【まってろ】関西。オオカミがきたぞー。
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by zerohour_co | 2006-07-26 12:52 | 浮き世のコト

山路。

山路を登りながら、こう考えた。

智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

かつて、この地を流れていた複雑な流域の河川によって、
深く侵食されて形成された峡谷を登っていると、たまに
「草枕」の冒頭が思い浮かぶ時がある。
【タロンギ大峡谷】。

故郷【バストゥーク】の埃っぽい土とはまた質感の違った、
この曲がりくねった、この坂道。
ほぼ一本道、迷う心配がない。途中凶悪な敵がいない。
それでいて、何も考えず無心で通り抜けるには中途半端な
道のりの長さ。
適度な傾斜を走ってる間に、「草枕」の名調子を思い出す
条件を完璧に満たす、ヴァナ・ディール界のキングオブ山路。
チャンピョン。

そんな愚考もつい浮かぶ峡谷で、景観を著しく損なっている
天下御免の【サブリガ】【男】が狙う今回の獲物はキリン。

【青魔法】のうちで五指には入る重要な技【いやしの風】。
ソレをキリンから教えてもらうのが、本日の最優先課題。
キリンを血祭りにあげるべくモニターに反射するのは残忍な
笑みを浮かべた坊主頭。

腰の曲刀を手に取り、手早く目前のキリンの強さを調べる。
【強そうな相手です。】
笑顔が凍りつく。このまま戦っても、ぷりけt確実=犬死に。
むぅぅ。剣を収めて戦闘中止。

じゃ、こっちのキリンは?じゃあ、あっちのキリンはどうや?
【強そうな相手です。】一択。
ぷりけtが怖くて手が出せなくて、それでも【いやしの風】を
今日ナントカ覚えたくてたくて。
悔しくて、離れがたくて、仕掛けも出来ないキリンの周りを
死肉を上空で狙うハゲタカよろしく纏わりついていると、
話掛けられた。
「一緒にやります?キリン」

視線をキリンから外して振り返ると、背後にリザード系の
装備で全身を固めた冒険者が一人。
コォオォォォ~。
コォオォォォ~。
シュシュシュシュとキリンに向かって緑色の種が飛んでゆく。
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結成、青魔戦隊タネマクnジャー(パkリ。

ゼロ「キリン、ウチより強いので足手まといになりかと。。。」
「いいからいいから。堅苦しい事言わないw」
パーティを組む時に交わした会話といい、キリンの攻撃が
ウチに集中しないように気を使ってくれているのが判る。

その気遣いに、じんわり心が満たされてゆく土曜日の深夜。

自分よりも高レベルの冒険者に助けてもらう様な行為は、
自分で頼むのも、誰かに頼まれるのも、嫌いだった。

目的達成の手段として自力で計画・人集めする頑張ってる
人を除いて、そんんなで冒険者生活楽しいん?【本当に?】
と思っていた。
シャチョサン!シャチョサン!アナタ冒険者ヂャナイヨ!1!
そう思っていた。

少し堅苦しく考えて過ぎていたのかもしれない。

自分で決めたルールを金科玉条に独りで意地を通して、
勝手にヴァナ・ディールを窮屈にしてたのはウチなのだ。
住みにくい人の世にしたのは、ウチの勝手な考えなのだ。

この、ちょっとレベルの高い相方の【青魔導士】様の様に、
軽やか振舞えたのなら、ヴァナ・ディールが、リアルが今より
もう少しだけ住みやすい、かもしれない。

手に入った経験値は僅かだし、【いやしの風】も残念ながら
ラーニング出来なかったけど。
スッキリ!した気分で、山路を後にした。
【青魔導士】13>>13。
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by zerohour_co | 2006-07-17 12:43 | FF>>青魔道士

風車を見ながら。

オーディン風。
そう呼ばれているらしい強い風が吹き始める。
モニターを見ると画面の隅に雷のマーク、晴れていた空が
急速に暗くなる。

突如、隣に湧いた雷のエレメンタルの近くで不用意に魔法を
使わないように気をつけて、その場を離れてウチは足を西へ。
この強風に目をつけた脳筋・量産型共和国の職人が小麦粉の
粉挽きのために建てたらしい風車群が見えてきた。
【コンシュタット高地】。

上衣から突き出た太ももが目に眩しい【サブリガ】姿も軽やかに、
ウチはお気に入りの場所で辺りの草を食む羊に襲い掛かる。
ブモモモォォオ。羊が吼える。
青魔法【シープソング】を覚えるための、羊との死亡遊戯。

毎回ギリギリ状態になって命のやり取りをしてるのに、なかなか
技を体得してくれない【サブリガ】にジリジリしてるウチとって、
高地の風車群は一服の清涼剤。

共和国と首長王国の両国が戦争状態に突入し、この高地で
両軍が対峙してる際にも、王国で作られた小麦が搬入されて、
共和国製のこの風車で挽かれた小麦粉。
その小麦粉で作ったパンは睨み合う両軍将兵の胃袋の中へ。

晴れの日も、嵐の日も、朝も、昼も、夜も、周り続ける風車。
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ぐるりんぐるりんと、緩やかに回る風車の動きも然ることながら、
したたかで逞しい人々の姿を風車に見出しては、ニヤリとする。

目と鼻の先の距離でウチと競うように羊を狩る冒険者様。
敵に追われている冒険者に駆け寄って、覚えたての青魔法で
助けに入って共に撃退したり。
逆に、羊を狩ってる際、いつ忍び寄ったのか獣人のゴブリンに
絡まれたウチに助けの手を差し伸べてくれたり。

獲物を競い合って狩ったり、助けられたり、助けたり。
ウチら冒険者も風車を見ながら、したたかに、逞しく。
【青魔導士】12>>13。
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by zerohour_co | 2006-07-16 18:35 | FF>>青魔道士

マダマダ負けられない戦い。

あちい。
都心だけど公園とか緑が比較的多い綾瀬ではあるが。
午前中の日光をたんと吸収したアスファルトの放射熱で、
うだる様な、というよりウダル。

暑い。
地球と自分の財布のためにエアコンを切って生活を!
と、窓を全開に開け、団扇一枚でキバっているものの。
ここ数年の都市型熱帯気候とでも呼びたくなるような、
このネットリとした暑さ。
朝着替えたばかりの、ユニクrご謹製速乾性Tシャツも汗で
ぐずぐず。

負けそ。

エアコンのスイッチに手を伸ばそうか、誘惑に充ちた考えが
オツムを過ぎった時、玄関のチャイムがなった。
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届きました。ULTRAS×Excite限定コラボTシャツ。

そういえば、この前書いた記事のコメント欄に非公開扱いで、
当選を知らせるメッセが届いてたっけ。

鮮やかなサムライブルーの青色が、手痛いW杯日本代表の
敗戦を思い出させて、チクッと胸を刺すけれど。
白と青の柄は清涼感があって、夏のあいだ着るにはイイかも。
カイシャを辞める身という明日をも知れない人にとっては、
Tシャツ2枚買わずに無駄な出費が抑えられるという事は
チョット嬉しい。

でも、このTシャツ着て街を闊歩するのは、ちょっと。。。
そう思いながらTシャツを見てたら部屋が急に暗くなったので
窓から外を眺めると、空がぐんぐん黒くなってゆく。一雨きそうだ。

残念ながら日本は負けてしまったけれど、ウチにはマダマダ
絶対に負けられない戦いがそこにある!
Tシャツをみてたら、そんな気分になった。
丁度イイ。
この雨で涼を取ったら、この恥ずかしいくらいに青いTシャツに
着替えて、ちょっと涼しくなってるハズの外に買い物にゆこう。

ちっちゃな環境保護の意識と、慎ましい財布の中身を守るため、
エアコンを使わないと決めた自分との戦い、キックオフ。
既に暑さに負けそうなのに、夏はまだ梅雨明け前の前半戦。
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by zerohour_co | 2006-07-15 12:58 | 浮き世のコト

成長。

足元の青草を踏みしめながら歩を進めると、時折バッタが
飛び出してくる。
それを見るだけで、オラわくわくしてくるぞ!もとい目に楽しい。
【コンシュタット高地】。

故郷の共和国から続く岩山に囲まれた代わり映えのしない
埃っぽい道を十数分、てってと北上してきた冒険者にとって。
高山性の草木が豊富な、この高原の風景は開放感あふれる
実に心地よい景色である。

トカゲがのそのそと歩く脇を通り過ぎながら、いつもと違って
左回りに進路を取る。
狭い通路を抜けると目に飛び込んでくるのは、草原の中央に
屹立する白く巨大な建造物、デムの岩。

この複雑な曲線と直線で構成された幾何学的で不思議な岩を
初めて目にした時の驚きを思い出す。
4年前か。。。
前回の【竜騎士】マゲで訪れた時からカウントしても1年も前

1年や4年を経ても色褪せない美しい景色。
4年という時の流れの早さ。

不思議な心持ちに襲われてクラクラしながら、この日の獲物、
通称「亀」こと獣人のクゥダフ族にウチは刃を向ける。
モチロン、漢の嗜み【サブリガ】姿。
c0061753_10203964.jpg

クチバシのような風貌や手足の鱗、そして何より亀と呼ばれる
所以となっている身体を覆う甲羅状の金属鎧。

脳筋・量産型共和国出身のウチにとって亀は、隣の町内の
ケンカ相手。
向こうさんの事を少しは知っててチョットは馴染みもあるけど、
放課後の野球とかサッカーとなると話は別。
ヤッパリ負けてやらんもんね!そんな感覚。

勿論、ヴァナ・ディールで亀への敗北は、費やした時間の
意義を削り取る過酷な経験値ロストと、なりより己のぷりけtを
とくと眺めるという屈辱的なペナルティーが待っている。
絶対に負けたくない。

とはいえ、敵の技を我がモノとする為の半分作業ながら、
馴染みの場所で馴染みの相手と手合わせするのは、悪くない。

敵の強さ・知覚の範囲、仕掛けるタイミング、片手剣の技能、
唱える魔法の種類と時機、そしてトドメのWSと呼ばれる必殺技。
4年前からの蓄積してきた有形・無形の経験が、亀と対峙する
己の動作の一つひとつで確認出来る。

オモシロイ。自身の成長を実感するのが、堪らなく愉快だ。
コレがあるから、ヴァナ・ディールでの冒険は止められない。

少し強めの亀をピンチに陥りながらもナントカ倒せた時に、
本日の履修科目【ヘッドバット】を体得したメッセージが流れた。
【青魔導士】11>>12。
目に見える二つの成長と、目には見えない成長の3つの成果に
満足しながら、ウチは剣を収め西に向かって草原を走り出した。
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by zerohour_co | 2006-07-13 00:14 | FF>>青魔道士

続く世界の一つの終わり。

空を仰ぐように一瞬首を伸ばしたワイバーンの巨躯が斜めに傾く。
29チェーン目。その時が訪れた。

皇国領白門地区六門院の転移装置【移送の幻火】に飛び乗って、
青白い光に包まれる。
再び物質化した先は先日の決死行の末に開通した、トカゲ人間
マムージャの兵訓練所を監視が目的の【マムージャ監視哨】。
【バフラウ段丘】。
監視哨の扉を内から開けて、木々が生い茂る大雨緑樹林帯に
今日も大挙して押し寄せる冒険者たち。ウチも、その一団だ。
忍モ白モ詩と【竜騎士】のウチ。

今回も6人目最後のメンバーとしてお声が掛かったパーティは、
レベル75の冒険者を対象とした、経験値を自キャラの強化目的に
使用するシステム「メリットポイント」を稼ぐ目的で結成された、
通称メリポパーティと、どうやら呼ばれるモノらしい。

チェーン。
そう呼ばれる一定時間内に一定の強さ以上の敵を倒し続ける事で
得られる経験値ボーナスを稼ぐために。

釣り役となった【吟遊詩人】様は一秒でも早く獲物を確保する為に
呪歌で獲物を1匹、2匹と眠らせて確保してPTに連れてくる。
前衛はチェーンを繋げるため一秒でも早く敵を屠る事に注力する。

恐ろしいまでの効率。
「極めるならオムツ等のその場で用を足す物が必須」。
トイレに行く僅かな暇すらない程に余裕がない様を、冗談めかして
そう皮肉るのも、実際に体験してみると良く解る。
時給で1万を越える経験値を叩き出しことすらあるらしい。
「おめりぽ」
「オメリポ」
「おめりぽ」
誰かが一万の経験値を貯める度に表示されるメリットポイントの
蓄積数に簡素な祝辞が述べられつつも、戦闘は継続される。

【連携】もマジックバーストもない。
5チェーン。10チェーン。15チェーン。
確かに、ンゲー効率で稼いでいるのだけど会話や冗談も言うし、
パーティの雰囲気もノリ自体も悪くはない。
19チェーン。20チェーン。21チェーン。
なんだけど。それを善しと出来ない、この感覚。なんだろう?
22チェーン。23チェーン。24チェーン。25チェーン。

どこかで味わった気持ちに、何だか似てる気がするのだ。

26チェ目にして、やっと一旦途切れたチェーンの切れ目の後。
再びカウントが始まるチェーン数と戦闘の流れを目で追いながら、
ボンヤリと幕が掛かった記憶を、網膜に呼び戻す。

ランニング姿でスパナを両手に持ってボルトをしめるチョビヒゲ。
「モダン・タイムス」

ナルホド。
なんだか、メリポPTと相通じるモノがあるような気がする。

皮肉屋のウチが、いつものクセでニヤリと口の端を歪めていると、
眼前のワイバーンが一瞬起き上がるように斃れる。
29チェーン目の戦闘が終わる。
下から上に向かってキラキラと闇夜の中浮かびあがる金文字を
最初、他人事の様に眺めていた。

あ!っと思って慌てて、SSのボタンを叩く。
c0061753_17175058.jpg

「おめでと」
「おめー」
「オメ」
「おめりぽ」
「おめりぽ」
ゼロ「アリー。でも最後2つ違うw」
「w」
更なるチェーンボーナス獲得の為に、狩りはマダマダ続く。
結局、チェーン数は38まで延びて、ウチらは3時間のあいだに
3万近くの経験値を手中に収めた。

新しい職業を一から始めて、数多の出会いと別れと勝利と死を
繰り返し、辿り着いた一つの頂点。
その最後が感傷に浸る余裕のないモノであったしても。

これからも続く世界の中で、とある冒険者の一つの終わり方が、
こんな慌ただしい狩りの最中だったいう事実も、ソレはソレで。
再びニヤリと口の端を歪める。

ソレはソレで、いかにもヴァナ・ディールという世界での冒険らしい。
そう、ウチは愉快に思うのだ。
【竜騎士】74>>75。
続く世界の一つの終わり。
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by zerohour_co | 2006-07-09 17:18 | FF>>竜騎士

炸裂。

首長族の王都から西部に広がる森林地帯を北上する。
【ゲルスバ野営陣】。
「豚」こと獣人オークが北西部のゲルスバ山占拠したまま、
首長族が奪回できずにいる豚帝国軍の対王国の橋頭堡。

金曜日の夜という事もあるのだろうか。
緑の服を着て樹木に斧を打ち込む職人さんの姿は見えない。
調べてみると、この広い野営陣にいるのはウチだけ。

いや、むしろ。
健全な若人は金曜日この時間に、こんな場所にいたらイカン。
多少自虐的な笑みを浮かべた駆け出しの【青魔導士】が一人、
狩りの準備を始める金曜日の深夜。

獲物は、野営陣入り口付近の洞窟にも幾つかに格納されてる
オークが作り上げた戦闘機械、通称オーク戦車。

なんでも、闇の王率いる獣人軍の一斉蜂起による世界大戦
「クリスタル戦争」時に、魔族デーモンが使用した戦車を真似て
製作したらしいオーク軍が誇る近代兵器だそうな。

確かに戦車とは、獲物を見ると猪突猛進するのが常なオーク族
らしからぬ技術を有してるのを窺わせる兵器であり特記に値する。

しかし、手造りで仕上げたよう木材の骨格や、布を張り合わせた
ハリボテ同然の代物をみるにつけ。
デーモンのソレの内部構造や動力までは理解出来なかった為、
きっと内部でオークが頑張っているのだ。hehehe

そんな、意地悪い評価にも苦笑いして認めざるを得ない。

そんなクルクル回る両腕(?)がチャームポイントのオーク戦車に
負けてなるものか。
対抗して偶然前日お会いした、しゃんでぃ様謹製【サブリガ】を
ばっちりバキバキにキメて、戦車に魅力頂上対決を申し込むウチ。
c0061753_722619.jpg

頭からすっぽりと上半身を包む王国製ローブの裾から露になった、
二本のかほり匂い立つような漢の太もも。
著名な首長族撮影の権威しくろ様も危険視する、妖しい魅力に、
ハリボテに隠れ自信の無いようなオーク如きが抗えるハズもなく。
【炸裂弾】、ほどなくラーニング。

その後も、野営陣を巡回するオーク兵に対して、漢の魅力の
何たるかを十二分に見せ付けて回る事、一時間と十数分。
【青魔導士】9>>11。
そんな【サブリガ】【青魔導士】のキケンな旅はまだまだ続く。
そして今宵、あなたのもとへ。【にげて!】
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by zerohour_co | 2006-07-08 07:22 | FF>>青魔道士

スタートライン。

「ほいたら、ボチボチいこか」
大見得をきってから6秒後、膨張する不安を抑えきれずに再び
口を開いた。
「【ついていきます。】」

15時すぎ。
遅めのお昼を食べるため鍋を火に掛けつつ、ログインしている
フレに声を掛け雑談を交わすうちに行動を共にする事になった。

ボコボコとグリグラグリグラ煮立つお湯に麺を放り込む。
麺の袋に茹で時間4分と書いてるから、タイマーは3分半に。
急いで台所から急いで離れる。
着替えをすませ、仲間と合流し、港に着いた機船に乗り込み、
洗濯モノを洗濯器に放り込んで、流水で麺の滑りを取ったら、
【準備完了!】

ちんちあ様と相方の【氷】の人が年末に贈ってくれて以来、
もったいなくて口に出来ずにいた盛岡名物わんこそば
賞味期限ギリギリになってしまったソレをゾゾーッ!っと
勢いよくすすりつつ、辿りついた先が本日のメイン会場。

昔から海の難所として知られ、多くの船が座礁してきた魔の海域。
【アラパゴ暗礁域】。
この地は、暗礁地帯ゆえ船が容易に侵入出来ないという、
攻めるに堅く守るに易い地の利を活かして、皇国に攻め
滅ぼされた王国の拠点となっていた事もあるらしい。

そんな経緯から、海辺の海食洞には王国の莫大な財宝が
いまだ手つかずで眠っているという黄金伝説まである。
有名コピーライターほぼ日ごと、この地に訪れては、
埋蔵金探しに興じてるらしいのは、ほぼウチの妄想である。

しかし今は、埋蔵金伝説の地も現在は上半身は妖艶な女性、
下半身は蛇の姿をした皇国が造りし生体兵器との噂もある
獣人ラミアの根城。

薄暗い沼地を越え、人の死骸をラミアが操って再利用した
アンデッドの兵士が24時間365日体制で周囲を警備する、
この皇国随一の産業廃棄物集積地にやってきたウチら三人。

ゼロ「ほいたら、ボチボチいこか」
出発を促そうと、そう口を開くと既に二人は前を走り出してる。
空間認識の処理能力に難があるウチは焦る。

置いてかれる=迷子!1!!1

黙ってウチについて来いばりに大見得きった根拠のない自信は
雲散霧消し、代わりに不安がみるみる膨れ上がる6秒間。
ゼロ「【ついていきます。】」
慌ててオロオロと走り出す【召喚士】姿の方向オンチが約一名。
c0061753_041822.jpg

危険な遠足の始まり。

自動走行にして地図を開き、進路を確認したあと地図を閉じると、
己が分身たる召喚士は、廃船のマストに頭突きをくり返している。

二人の仲間は、淀みない足取りで岩場と廃船の中を進む。
時折、ウチが追いつくのをポイントポイントで待機してくれてる。
机を二つ並べてプレイしてるという二人は、きっと肉声で地図と
モニター画面を確認しながら進んでいるのだろう。

ケーキにナイフを入れる作業よりも早い初めての共同作業かもな。
二つのモニターを見比べて互いに声を掛け合いながら操作する
仲の良い二人の姿が目に浮かぶよう。
「まずはJ-10」
「次はE-8」
ウチだけのために的確な指示をくれる【白魔導士】様の気遣いに
頭が下がる。
ウチは頭突きを止めて再び二人の仲間が待つ場所へと走り出す。

岩場と廃船の間を走りぬけ、ラミアが操る青と金で縁取られた骨や
煌びやかな皇国の衣装を纏ったアンデット兵士の脇をすり抜ける。

さくさく進む【シーフ】様と相方様、頭突きが得意な召喚士。

インプがウチらの程近くで、呪文を唱え始めるログが流れる。
魔法で姿を消したウチらをインプに見破られた証拠。
敵の面倒な特殊能力に舌打ちしつつ、召喚したウナギを小悪魔に
ブチ当てる。
削れていくインプの生命力を見て、ようやく少しお役に立てた事に
ちょっとホッとする。
このインプを倒したら目的の扉は、もう目の前。
「イルルシ環礁監視哨」。

コレでやっと近頃のレレルマゲでお声が掛かる為に重要な一言を
サチコメに添える事ができる。
【移送の幻灯】5/5。
皇国の雇われ冒険者として、やっとスタートラインに立った。
。。。のかな?

その点はよく解らないが、同行してくれたヌマさんと相方クーさんに
謝辞を述べつつ、自分で入力したサチコメを今一度、確かめる。
【移送の幻灯】5/5。
うん。良い響きだ。二人に向かってニヤリとしてみせた。
【/grin】
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by zerohour_co | 2006-07-02 15:29 | FF>>日常