ブログトップ

FF11±ゼロ。

zerohour.exblog.jp

<   2006年 04月 ( 11 )   > この月の画像一覧

アンサンブル。

ぱきーん。
巨大な氷の柱が傾斜の付いた地面に立つように屹立する。

人々に聖域と信じられている聖地ジ・ダの森最大の巨木が
朽ちた跡にできた洞窟。
【ボヤーダ樹】。
壁面をびっちり覆う光苔が照らす淡い光に包まれた通路を、
魔法で足音を消した冒険者が走り抜ける。
ナ戦詩白黒と【竜騎士】のウチ。

お目当ての狩り場は誰が呼んだか、通称「イモ坂」。
レレルマゲ目的の冒険者にとって組みし易い、芋虫ばかり
数匹がぽpする少し傾斜のついた坂道にして格好の狩り場。

狩り場としては2組のパーティもいれば取り合いで険悪な
ムードが充満する坂道も、今日は幸いウチら他は誰もいない。
メンバーと共にオシオシとほくそ笑んで、狩りを始める。

リンクして複数の芋虫が反応する事がないように、坂の上下に
各々散って声を掛け合いながら芋虫を釣り始める戦様とウチ。
短い足を器用に動かして意外に早く後ろに迫ってくる獲物を、
ナ様がマクロに仕込まれたセリフと共に挑発を放つ。
さあ、ゲエムの始まり。
c0061753_15482526.jpg

槍一振りごとに芋虫に与えるダメージは小さいながらも、
戦様との【連携】を開始するためにコツコツTPを貯めていく。

ウチと戦様のTPが100%になったのを確認した後、ウチは3回
ホイッスル音がなるマクロを組み込んだボタンを押して、竜騎士
専用のWS【スキュアー】を放つ。
ガキン、がつん、どーん。
芋虫に大きく3回、槍が振り回される。

バーサク、アグレッサー、ウォークライ。
攻撃力を高めるための能力を次々に発動して、今にも何だか
何かがハチキレそうな状態から芋虫に向かって叩き込まれる
戦様のWS【ランページ】。
ずがん、ズガン、ずがん、ズガン。刹那の間があって、ズドン!
連携が完成し、芋虫の周りをギュルギュル回る緑色のエフェクト。

ぱきーん。

突如、巨大な氷の柱が芋虫の頭上に屹立する。
マジックバースト。
黒様の唱えた【フリーズ】が、芋虫の残った体力を根こそぎ奪って
1つの戦闘が終結する。

驚いた。

【フリーズ】はド派手なエフェクトと強力無比な効果とから、ウチら
冒険者の間では「古代魔法」と呼ばれる攻撃魔法の内の1つ。
まともに喰らおうモノなら最高レベルの冒険者といえども体力の
半分はもってゆかれる、【黒魔導士】様のステータスシンボル。

しかし、どんなに強力な攻撃魔法を唱えたとしても、敵にそのまま
通用するとは限らない。
魔法には「レジスト」というものがあり、魔法を敵にレジストされると
その効果が弱まったり、全く効果がない場合もある。

このレジストを回避する為にFF11の世界で常識となってる技術が、
連携時に生じたエフェクト後にタイミングよく魔法を唱えると発動する
ダメージボーナス「マジックバースト(MB)」。
ただし、MBの受付時間は連携エフェクトが発生してから数秒しか
時間がない。(ウチは恥ずかしながら、MBのタイミングを結構外す)

しかも、古代魔法はその強力な威力に比例するように、呪文完成に
要する詠唱時間の長さと膨大なMP消費量を要求する。
呪文完成の少しタイミングが外れたら、膨大なMPが無駄になる。

連携をする、しない、何時する、とかは前衛が決めることが多いから
タイミングを計って正確に古代魔法をMBの受付時間内に打ち込む、
なんて芸当はウチの様な凡人には無理。

それを、野良で組んだパーティの初っ端の戦闘から事も無げに
古代魔法でMBをやってのけた【黒魔導士】様。
しかも毎回の戦闘で行われる連携後のMBは、悉く古代魔法MB。

ワンダフリャーにして、とんでもにゃあプレイヤースキル。
なんだかエビフライでも進呈したい気持ちである。

事実、他のメンバーも驚きと賞賛の気持ちを彼に伝えた。
にっこり微笑んで、「いつもヤッテルヨ!」と明瞭簡潔に語る黒様。
外国人様だった。

ゴー、っという【黒魔法】を詠唱するとき特有の効果音が微かに、
しかし普通よりも長~く聞こえる。
「【フリーズ】マジックバースト、ワンプリーズ。サンキュー。」
何故か某ファーストフード店風に独り言を言いながら、黒魔法の
詠唱音に耳を澄ませてタイミングを図る。
いち、に、さん、し、ご、ろく。そして、開演時間。演奏開始。

ゼロ「【いりませんか?】【スキュアー】<scall3>」
ガキン、がつん、どーん。
戦様「【はい、お願いします。】【ランページ】<scall2>」
ずがん、ズガン、ずがん、ズガン。ズドン!
ぎゅるるぅるるぅう。
ぱきーん。

繰り広げられる音の競演。
ぱきーん。と古代魔法MB決まる度にメンバーに笑いが起こる。
パーティとって、それはチョット愉快なアンサンブル。

竜騎士は、戦士や黒魔導士と比べると一瞬で凄まじいダメージを
叩き出せる職種ではない。この【スキュアー】というWSも、例えば
【大車輪】と比べても少し地味。
だけど、眼前のイカした音の競演を始動する役割をこなせるのなら、
このWSも、そして竜騎士もマダマダ捨てたモンじゃないと思う。
【竜騎士】65>>66。
[PR]
by zerohour_co | 2006-04-30 15:49 | FF>>竜騎士

昭和の日。

カウンターではなく、ビーサンを脱いで座敷に上がる。
黒板にチョークで書いてある、おすすめメニューから今日は
単品の「鰯の丸干し焼き」を注文し、ご飯と味噌汁を付けて
定食扱いにしてもらう。

近所の定食屋で土曜の朝に、結構な頻度で目撃される某の
ありふれた光景。

注文をオバチャンに通したところで、カウンター席のオヂサンが
席を立ち入り口近くの清算口で代金を払ってる。
レジ脇の棚に置かれた、オヂサンがさっきまで読んでた新聞。

距離にして6歩。
ソッコー素足のまま床に下りて、つま先立ちで新聞を奪取する。
席に戻ると、レジ前のオバチャンが苦笑いしてるのが見えた。
ウチも口の端をちょっとゆがめて、パンパンと足の埃を払う。

新聞はいつも一面から、しかも最下段から見るほうだ。
朝日なら天声人語。
読売なら編集手記。
日経なら春秋。
本職の記者様が書く分量としては少ない文字数だと思うけど。
日々の事件や政治、経済といった出来事から時候まで、
幅広い見識と卓絶した筆致で書かれている数百字のコラム。

しかも各新聞それぞれに個性の違いが滲み出てて面白い、
朝刊の「顔」。

だから、いつも一番初めに目を通す。
お。
『祝日法の改正で来年から4月29日は「昭和の日」に変わる。』
ほう、知らなかった。。。
お盆に載せられて出てきた定食を前にして、もう一度同じ記事を
読み直しながら、一匹目の鰯の丸干しを頭から口にほうばる。

『広告コピー「トリスを飲んでハワイへ行こう」は』知らないけど。
『若い人たちの間で海外旅行が身近な日常の一部になった』のは、
もはや否定できない事象かもしれない。

『昔の夢が生活になり、昔の生活が夢になった。いくらか不思議な
気持ちがしないでもない』
海外といえば、北海道と沖縄しか行ったことがないウチは
細かい骨とワタが昔は嫌いだった鰯の二匹も、もしゃもしゃ食べる。
ンマイ。

昭和は遠くなりにけり。
団塊ジュニアの昭和生まれとして、そんな陳腐なセリフを言う程、
「昭和」という元号は遠いモノではないけれど。
たった十年の間にも味覚は変わる。鰯はアタマから食べるのが
一番美味い。

いくらか不思議な気持ちを抱えながら、鰯のほろ苦い味覚が
消えないうちに、ウチは七味を振りかけてたゴハンをほうばった。
大型連休が始まった。

記事補足:以下新聞の記事抜粋
[PR]
by zerohour_co | 2006-04-29 11:23 | 浮き世のコト

ギフト。

しるしるしるしる。
構えた槍が両手を支点にクルクルと回転する。

戦闘において物理的なダメージを与えたり逆に受けたりすると
貯まってく数値、タクティカルポイント(TP)。
そのTPの数値が100%以上貯まると使用可能になる大技
「ウェポンスキル(WS)」。

【白魔導士】の【ヘキサストライク】。
【獣使い】の【ランページ】。
【召喚士】の【スピリットテーカー】。

FF11では各々の武器種類ごとに大技の種類や名前や効果が
異なるけど、それぞれの職種によってソレが使えるようになると、
成長した!っていう実感が湧くWSってプレイヤーの一人ひとり
あるんじゃないかな?

先に挙げた3つが、ウチにとって思い入れのあるWS。
特に【ランページ】。
ケモノで活動している際は、戦闘の終局でコレを発動させて
モンスターを仕留められないと、軽くヘコむ程コダワる。

しるしるしるしる。
構えた槍が両手を支点にクルクルと回転する。
c0061753_165730.jpg

ガキン。
稲光のようなエフェクトと共に槍が獲物のキリンに突き刺さる。
盾役の【忍者】様と点対称に立って気ままに槍を振り回してた
猪口才な冒険者に対し、怒りの相貌を向けて振り返るキリン
(首が長くて見えないケド)。

すかさず忍者様越しに背後に回り込んだ【シーフ】様から
フイダマの動作の後に狙い済ませた【シャークバイト】のWSが
キリンのケツに向かって放たれる。

ミラーボールに似た光の玉が縦方向に回転、膨張しながら、
キリンの頭上で爆ぜる。
【光】【連携】のエフェクト。
間髪置かずキリンに叩き込まれる攻撃魔法、マジックバースト。
崩れ落ちるキリン。

き、キモチイイ。

そろそろ溜め息が出そうなほど経験を稼がなければならない
お年頃のウチとっては、チョット嬉しい贈り物的な成長の実感。
【竜騎士】65>>65。
ウチにとって、印象深いWSになりそうな予感。
【竜騎士】の【大車輪】。ここに習得。
[PR]
by zerohour_co | 2006-04-27 01:11 | FF>>竜騎士

アッサラーム。

ゴウン。
そんな音と共に画面が切り替わり、船が埠頭から離れてゆく。
たとえ誰かが言葉を発していても、発していなくても、判る。
さざ波より早い速度で乗り合わせた冒険者の興奮が広がる様が。

丹下左膳。
そんな某時代劇の主人公にちょっと似た、韓国めん使用の極辛麺を
近所の韓国料理屋で食べて、額に汗ダラダラ流しながら帰宅した
日曜日の昼間。
家に戻りログを少し前に辿ると、外出前にうっかり消し忘れていた
テレビモニターに流れる無邪気な一文を見つけた。
「いくー?」
爺鯖のサルバドール・ダリこと奇才里さまからの新大陸渡航の
お誘い。

午前の【竜騎士】レレルマゲが全くお誘いの声が掛からずに、
不調に終わったウチの答えは決まっている。
というよりフテ腐れて、独りでも渡航しようと少し切ないような曲が
流れる港町【マウラ】に外出する前から放置してたくらいだ。

そこに、偶然ログインしてきた不幸な凄腕冒険者、【氷】の方
ソッコー拉致して結成した冒険者三人組。

南欧の陽気な港町を思わせる曲が流れる港町【セルビナ】に行きの
機船と7~8分の間隔を置いて交互にやってくる皇国行き機船。
見知らぬ多数の冒険者と先を争うように船着場に殺到する。

現実だと間違いなく船の喫水線が乗り込んでる乗客の重みで許容より
30センチは沈んでるじゃないかという船内の人口密度。

ゴウン。
誰かが言葉を発していても発していなくても、判る。
さざ波より早い速度で乗り合わせた冒険者の興奮が広がるさま。
船内から画面が切り替わって、皇国に向けてマウラ港の埠頭から
機船が離れてゆく。
出港。

航海のテーマ曲。青い空の質感。雲のたなびく模様。海面の色。
セルビナ行きの機船と違う点を見つけては、我ながら煩わしい程
お二人に相違点を申告してゆく。
じっとして、いられない。
船首の先から船尾までグルグルと甲板上を駆けずりまわる一人の
【獣使い】。

誰かが釣り上げたアンコウの姿に似たNMを甲板にいる冒険者と
共に集団でタコ殴りにしたり。
【氷】の方が初めて皇国行き機船上、姿を見たという鯨の鳴き声を
聴いた気がして一目その姿を見ようと甲板をウロチョロしたり。
航海時間15分間はあっという間。

まもなく皇国領の港に到着する旨、メッセージが流れる。

陸地に現れる皇国領の建造物は、先端が煌びやかに彩られた
青色だか金色の丸みを帯びた煌ドームで覆われた建造物。。。

いつの間にか青空から砂塵が舞う灰色の雲が立ち込めた空の下、
目の前に姿を現した皇国領はウチの予想とは違っていた。
c0061753_0175615.jpg

目に映るソレは「ジョジョ」第三部スターダストクルセーダーズでの
終盤の舞台エジプトで描写されてるような、四面が鋭角で構成された
塔が立ち並ぶ土色の壁を持つ街の外観。
ブルっときた。
「中の国」とも呼ばれているらしい渡航前の大陸にある、生まれ故郷の
量産型脳筋共和国とも首長王国とも小人猫耳連邦とも違う、異質な
趣をもった国。
この地で繰り広げられるだろう冒険と勝利、そして語り草になる筈の
ぷりけtを愉快に想像しながら、船から新大陸の第一歩を踏み出した。
アッサラーム、アトルガン皇国。
[PR]
by zerohour_co | 2006-04-24 00:18 | FF>>日常

なんとなくクリスタr。

飛空艇が大きく白い波頭を立てて、港に着水する。
飛空艇から吐き出されて、入国管理官に向かって猛然と
走り出す冒険者たち。ウチもその中の一人だ。

出国手続きを済ませて、イカした人形と戯れる首長爺の前で
歩みを止める冒険者も多いなか、ウチは独り商業区内の巨大
建造物【大工房】のアーチをくぐる。
日頃の喧騒よりも人気も少なく少し静かに感じる大工房の中。
そのうち一つの扉を開いて部屋の中に入ったウチは、深呼吸
ひとつして、その場に座り込んだ。。。

皇国とか、渡航免状とか、【からくり士】とか、【青魔導士】とか、
【パワーアタック】強えぇとか、【神秘の光】ラーニング出来るとか、
【臭い息】楽しみとか、オジイチャンオクチクサイとか、オヲーイ
オバーチャンポリデンt~とか、色々実装された新要素の攻略で
盛り上がるヴァナ・ディール。

そんな中ウチは故郷バストゥークに赴いて【鍛冶】の合成に独り
勤しんでおります。
c0061753_285251.jpg

何故この時期に?天邪鬼にも程がある。そう我ながら思わない
ワケでもない。
いや、これには止むに止まれぬワケもございまして。

いつの日か自分で打ち出した武器で冒険がしてみたい。
そうだ。【鍛冶】の合成を上げよう、しかし材料費が足りない、
お金が貯まるまでの間、材料は倉庫に大切に保管してこう。

そんな思いでコツコツと貯めてきた炎クリスタル。
なんとなく貯めてきた炎クリスタル。
なんとなくクリスタr。。。いや、スマヌ。
気が付けば、倉庫キャラのHAGE【ガルカ】の持ち物80個、
全てが炎クリスタル。
8つ受け口があるポストの7つまでダース単位で埋まる炎クリ。

こらアカン。

せめてポストとHAGE【ガルカ】のポケットに多少の空きが
出来るまで、苦手な屈伸運動を続けたのです。
【鍛冶】1>>10。
それでもマダマダ炎クリ在庫ざくざく。

<メモメモ>
*原材料は、ギルドで全て調達が可能。
銅鉱については、バストゥーク港の飛空艇発着所内の
売店でも販売中、1個50ギル。

炎クリスタルで、銅鉱+スズ石を掛け合わせて
「ブロンズインゴット」を作成。
出来上がったモノは、競売に出さずにストック。
【鍛冶】1>>2。

炎クリスタルで、ブロンズインゴット*1を溶かして
「ブロンズ板」を作成。
出来上がったモノは、これまた競売に出さずにストック。
【鍛冶】2>>4。

風クリスタルで、ブロンズ板*1を削り出して
「ブロンズの小札」を作成。
出来上がったモノは、スキル上げには使わないぽいので
競売に出しちゃっても可。
【鍛冶】4>>10。
*スキルが6くらいになるまでは、ギルドで合成サポートを
受けた方が無難かと。
[PR]
by zerohour_co | 2006-04-23 02:09 | FF>>合成生活

釣りバカ日誌。

この瞬間に、「戻る」のボタンを叩いては溜め息ついてる人、
世界で何人いるんだろう。

4月20日に発売されたFF11の追加ソフト。
新しい冒険の舞台も含めたヴァナ・ディールで遊ぶためには、
プレステ2とかパソコンにソフトをインストールした上で、
ネットワーク上でレジストコードを登録する作業が必要になる。

しかしながら、ネットワークで一斉にアクセスが集中した為、
拡張コンテンツの登録の登録画面に辿り着けない人が続出。
各地で開催されるリトライ祭り。
ID登録のボタン叩いて~エラーが出て~画面戻って~ID登r
の果てしないエンドレス、輪廻の狭間の生き地獄。

エラーメッセージが出る度ウンザリしてボタンてちてち叩つつも、
日頃忙しくてオツムに悶々と溜めてた事をこの機会に書くのも
イイかもしれない。

そんなワケで、マゲのお話。
[PR]
by zerohour_co | 2006-04-22 10:07 | FF>>竜騎士

ゲームセット。

次々に生まれる新しいログが瞬く間に埋め尽くしてゆく。
大抵は、オレンジ色のログ。
ヴァナ・ディールでは、拡声器でもって絶叫してるに等しい色。

ひっきりなしに流れるオレンジ色をした文字の大洪水。
このゲエムをやってると実際は音は伴わないにも関わらず、
何時しかそれを「ウルサイ」と感じるようになってる。
ヴァナ・ディールの些細な七不思議。
日曜日の朝だというのに、【ジュノ下層】は喧騒に満ちている。

パーティを組んでる冒険者同士で交わされる空色のログ。
いつも拠点にしてる上層から、階段を降りて下層へ足を運び、
お誘いを受けたパーティの元にへ走り寄って挨拶する。

下層競売所の上にある通路を占拠して、オレンジ色に負けない
勢いで激しく流れゆく空色のログ。
「i love Kiki's Delivery Service」
「chihiro...My favorite」

「魔女の宅急b」「千と千尋の神隠s」
パーティメンバー探しそっちのけでリーダー以下外国人様、
アニメ談義の真っ只中。

英語力の乏しさに加えて、アニメを観ずに育ったウチ。
当然の帰結として会話にサッパリ付いてゆけるハズもなく、
爺鯖プレゼンツ「海外からみた日本アニメコンテンツ文化論」を
朝の7時から小一時間ばかり清聴した。

後から入ってくる日本人様は、出発の気配を見せない状況に
不穏な空気を感じとって、理由をつけて次々と抜けていく。
賢明なご決断。

去る者は追わず、短気は損気急がば回れユルユルゆくぞな。
と空色の洪水を眺めつつ、リーダーが【フルメンバーなんです】と
定型文で宣言する瞬間をぢっと待つ。
1アウト。
日本人冒険者が抜けても懲りずに続く、尽きぬ議論。
一つの話題で一時間語れる彼らは、実は凄い論客なのかも。
パイプ片手にしたり顔で語ってる、某評論家と論争させたら
面白いかもしれない。

やがて、盾役をこなしてくれる【ガルカ】【忍者】様をお迎えして、
やっとこ6人の構成になったウチらパーティ。
外国人部隊の御用達、某湾岸地帯は他の数パーティによって
積載量パツパツ、支店はあっち行ってろ、そんなご様子。

なので、リーダーから他に何処に行こう?と意見を求められる。
「何処でもイイよ、オマカセ。」と拙い英語で言った。
2アウト。
オレンジ色と空色ですっかり縞模様になったログに新たに黄色の
外国人白様が唱える瞬間移動魔法テレポの詠唱ログが加わる。

向かった先は日中の照り返しが目に痛い、一面砂地の半島。
【テリガン岬】。

外国人シーフ様が独特の台詞を仕込んだマクロが、通称コカを
釣ったことを知らせてくれる。
雄鶏の頭をもった怪物。そう、ギリシアだかローマだかの神話は
記述してる記憶があったが、ここヴァナ・ディールのコカトリスは
ペリカンのような頭に爬虫類然とした風貌。
コカッコケッと啼きながらシフ様の後を追う、その姿に愛着と郷愁を
感じる。嗚呼懐かしき、ミスラ風山の幸串焼き。

そんなコカとの記念すべき第一戦の終盤、頭上に不吉な「赤玉」が
点灯する【ガルカ】様。オンライン回線の切断を示すマーク。
c0061753_179453.jpg

刹那、この巨躯の【忍者】様の姿が掻き消える。
「spirited away lol」
「real chihiro!!!!!」
これぞ神隠し、と大笑いする外国人様。

マタカyp。
先日のディープな出来事が脳裏を過ぎりながら、ペラペラに薄い
紫の鎧でコカのくちばしを受け止める。ゴスッ!と派手な音がして、
半身が削れる。
お返しに手に持った両手の槍から繰り出される五回の突き。
ゼロ「【連携】【はじめまして。】【ペンタスラスト】<scall3>」
大したダメージは出なかったが、丁度敵の体力を削りきった様で
ズズン、と横たわるコカ。
薄氷に一度は漂った勝利をもぎ取った。

ゴー、でゅるん。
突如、背後で瞬間移動魔法デジョンの効果音がした。
「忍者帰ってこない気がするから、眠いし帰る。出発前に十分
話せたから経験稼げなくても満足したlol」
ささっとパーティーから抜ける黒魔導士様。

「こっちも夜明け直前だし、仕方ないから解散しよう」
宣言するが早いか、リーダーの白様がサクッとパーティを解消し、
やっぱり一人でデジョンで帰還してしまう。
「テレポくらい唱えてから解散しろよ」と口々に悪態つきつつも、
【また会いましょう】と手を振って次々にアイテムを使って帰還する
外国人様。

明け方の外国人様パーティはやっぱ博打、今朝の博打は完敗だ。
片方の口の端を斜めに歪めながら、ウチも他の外国人冒険者が
使ったのと同じデジョンの魔法が付与された片手棍を取り出す。
ゆっくり15秒数えて、アイテム欄の片手棍にカーソルを合わせる。
3アウト。
デジョン発動の残数がゼロだった。
砂漠のオアシス街ラヴァヲを目指して恐る恐る砂漠を逆走する
間抜けな全身紫あF姿の貧乏【竜騎士】が一人。

走りながら、こういう結果になる予兆は薄々感じながらも、怠慢や
勝手な思い込みで度々見逃してる自分に段々と腹が立ってきた。
命からがらラヴァヲの街に着きプレイヤーキャラクターを入り口に
放置したまま、オツム冷やしに外出してゲームセット。

この日の取得経験値は153、自戒を込めてココに書きます。
【竜騎士】64>>64。
もう油断するなよ?ウチ。
[PR]
by zerohour_co | 2006-04-16 17:15 | FF>>竜騎士

お預かり物。

ビーサンをぺたぺた鳴らしながら酒屋で買ったラガービーrを
片手に、銭湯から自宅に向かう。
風がちょっと冷たいけど、それでも春らしい陽気が嬉しい。

ほろ酔い気分でエレベータを上がって家のドアを開け、
明かりを点けて、モニターの電源スイッチを足の親指で押す。
昼間にヴァナ・ディールにログインしたまま放置していたログに
結構ご無沙汰してた仲間からテルが届いてた。

「もすもす」
あまりの駄戦死ぶりに嫌気がさし【白魔導士】に転向したウチ。
その直後からのフレンド。ある意味、盟友と呼べる仲間、
アーちゃんからのテル。

「ノ ごめ。お湯屋に行ってた」、とうテルを返すと返事は直ぐに
返ってきた。曰く、
「忙しくて当分まともにFFできそうもないから預かっておいて」
その言葉を受けてモグハウスに戻りポストを開いて驚いた。

「ノーブルチュニック」と「癒しの杖」。

今の爺鯖の競売所で取引される価格は各々1,000万ギルと
900万ギル。
ヴァナ・ディールを舞台とする冒険者なら誰もが憧れる垂涎の
高性能アイテムが2つ、それがポストに届いていた。

ゼロ「うきゃー!こんなンゴイのをなんで?」
難易度の高い、某国家試験を通過して社会人となった多忙な
彼は業務的にも体力的にも余裕ができるであろう秋口まで、
このヴァナ・ディールに降り立てないだろう、だから、と言う。

ゼロ「でも、ウチは白様でなくて本職は【獣使い】だから。。。」
アーちゃん「白が似合うゼロさんには、きっと似合う」

そんな言葉を受けて、ポストからそれらを取り出し思い切って
身に着けてみる。
c0061753_20501366.jpg

ゼロ「貧乏人には死ぬ程、似合ってない気がする」
アーちゃん「まあまあw」

貧乏人のウチには、一生手にする事がないだろうと諦めてた
ンゲー高性能の装備を拝借して使える悦びよりも。
こんな高価なモノをウチのようなロクデモナイ輩を信頼して
預けてくれた、というアーちゃんの心意気の方が嬉しい。
感謝の念がじんわりと胸を満たす。

ただ、戻ってくるとはいえ当分一緒に遊べないというのは、
やっぱり寂しい。

ゼロ「大事に預かってるから、必ず秋に戻ってきてや。ノシ」
秋に戻ってくる、と言い残して夕飯を食べにアーちゃんは
ログアウトした。

就職・試験準備・転職・転居・出産・育児、エトセトラetc。
そんな環境の変化など何らかの要因でヴァナ・ディールに
降り立てない元冒険者の皆様。
貴方がくれたお宝は、また一緒に遊べるその時が訪れるまで、
託された私たちが今日も大切にお預かりしてます。
[PR]
by zerohour_co | 2006-04-15 21:16 | FF>>日常

熱烈歓迎。

しゅるしゅるしゅるしゅる。しゅるしゅるしゅるしゅる。
「もう逝くしかないっしょ」
「5555」
先導する【シーフ】様の後を追って走り出す。

【ディアボロス】が創り出し、ヴァナ・ディールの各エリアに
酷似したミラーワールド「デュナミス」。
そのうちの1つ、ウチの故郷バストゥークを模した【裏】世界
【デュナミス-バストゥーク】に集合時間に多少遅刻しながらも
スーツ脱ぎ脱ぎ突入する。

多少の犠牲者を出しながらも30人強しかいない集団で、
いわゆる大ボスを倒す。
こんな寡兵でよくもまぁ易々と攻略できるようになったものだ、
とウチらを統率する首脳陣と攻略法を熟知した仲間たちに
改めて舌を巻く。

気が緩んだためか急に瞼に重みを感じて時計を見ると24時。
裏世界から強制排出されてしまう制限時刻には充分すぎる
余裕はあるが、明日の仕事の為に早めに辞去する事にした。

パーティの回復を司る【白魔導士】で参加していたウチは、
仲間に今晩最後の仕事とばかり過剰なまで強化魔法を掛けた後、
ログアウトするため座り込んだ。
と、LSリーダーから後についてくるようにと声が掛かる。

LSリーダーの後ろから攻略してきたルートを逆走して先行してる
数人の冒険者たちと合流する。
どうやら、大ボスを引っ張り出すために囮となった冒険者が回収が
難しい位置に取り残されて崩れ落ちたらしい。
崩れ落ちた囮役に蘇生魔法をかけるサルベージ役として白である
ウチが呼ばれたのだ。

囮となった冒険者様の周りには敵が徘徊している。
よって、現状のまま蘇生魔法を唱えても、起き上がった瞬間に
敵の袋叩きにあい再度大霊界を垣間見るのは目に見えている。
「これが最後のオツトメ」と軽口を叩きつつ回収作戦を協議する。

しゅるしゅるしゅるしゅる。しゅるしゅるしゅるしゅる。
協議の途中にもかかわらず、不意に周りに配置された石像が
配下の獣人カメを召喚し始める。
誰かが不用意に移動したため、それを敵が感知したのだ。
「あ」
「ごめん」
「どうする?」
「もう逝くしかないっしょ」
「k いこう」
「5555」
先導する【シーフ】様の後を追って走り出す、某白が一人。

しゅるしゅるしゅるしゅる。しゅるしゅるしゅるしゅる。
駆け抜けるウチの半歩後ろで次々に召喚されるカメカメカメk
しゅるしゅるしゅるしゅる。しゅるしゅるしゅるしゅる。

夥しいカメと石像に囲まれつつ、囮役の遺体を見つけ素早く
蘇生魔法を唱え始めるウチ。
テリトリーを侵す冒険者を捻り潰そうと殺到するカメ御一行様。

強化魔法がカメの一撃を凌ぐ間、唱え終わった蘇生魔法が
慈愛に満ちた白い光を伴って斃れた冒険者様に降り注ぐ。。。
。。。そんなカッコヨクはいきませんよ、正味なハナシ。
c0061753_2347655.jpg

現実は熱烈なご歓待に、3秒と待たず返り討ちに遭いました。
「あ~ぁw」
こりゃもう回収は難しいね、と斃れてる囮役の冒険者と苦笑い。

鉱山区モグハウス前を埋め尽くす高密度密集のカメ集団。
見慣れたはずの風景に、見慣れない光景。
。。。いや、己のぷりけt姿は見飽きてる光景なんだけど。
珍しいもの観れたからイイかと、ちょっと自分に言い聞かせて
プレステの回線を引っこ抜いた水曜日の深夜。
でも、カメと自分に負けたようでチョット悔しいw
[PR]
by zerohour_co | 2006-04-14 23:47 | FF>>裏活動

街の灯りがとても綺麗ね。

海の向こうで昼と夜の時間が交錯する幻想的な夕暮れ時、
街燈に走り寄って一つひとつに灯りを点してゆく。

次回のヴァージョンアップで新しく実装される近東の新大陸に
存在する皇国内に本社を持つ営利法人サラヒム・センチネル社。
そこから出向してる社員から、皇国の評判について一種の
マーケティング調査的な依頼【クエスト】を受ける。

本来、この手のクエストは特定のNPCとだけ話掛ければ良い。
そしてwebでちょっと調べれば、誰に話し掛けるべきか、直ぐに
答えが判る。

しかし今回に限ってウチはそうしなかった。
クエストをこなすためにwebで効率の良い攻略法を調べ、
クエストの進行とは無関係のNPCに対し話を聞くなんて事は
今まで殆どしたことがなかった。

新大陸に辿り着く前に、今まで見て来たNPCの「おさらい」を
してみたら?

制作者が意図したかは判らないけど、この依頼をそんな風に
捉えてみるのも悪くないと思ったのだ。
そして、レベル上げのお声が一向に掛からない【竜騎士】には、
何より格好の時間潰しにもなる。

頭に赤いイカしたターバンを巻いた量産型然とした社員から
【ジュノ上層】で依頼を受けて、NPC一人ひとりに話掛けていく。

へぇ。皇国って、そんなイメージなんだ。
お。ここにNPCなんていたんだ。
え?このクエまだ終わらせてなかったっけ?
う。一度も手出してないフェロークエを強制的に受けさせられた。

悲喜こもごもありながらNPCと会話をしながら上層から、最上層
ル・ルデの庭に出て、次いで下層に足を運ぶ。
噴水の傍に佇む白銀の鎧を身に纏った一人の【ガルカ】。
話し掛けてると、近東単身赴任社員から胸に勝手に付けられた
山猫をかたどったバッヂがキラリ、とは光らなかった。

その代わりに「またやってみるかい?」と誘われた。
そういえば、ヴァナ・ディール世界では日が傾きつつある。

下層の天井と床で切り取られた視界から見える海の向こうで、
茜色と藍色で半分ずつ空を色分けしたように見える夕暮れ時。

駄戦死時代、この街に最初に訪れた時のこと。
このクエが一日一人限定なので、夕暮れ時になるとガルカの
依頼受けようと、巨躯の前でカーソル合わせ連打してた時のこと。
あの頃は、トカゲの皮で作った兜「リザードヘルム」の形状が
頭ムレそうで、あえて防御力の弱いベレー帽で通してた時のこと。

徐々に藍色の比率が少しずつ大きくなっていくのを見ながら、
街燈の一つひとつに灯りを点しに下層を走りながら当時のことを
思い出す。

全ての街燈に灯を点し、依頼を頼まれたガルカに報告にいく。
c0061753_12687.jpg

最初に受けた時と同じように、やっぱりオカネになるような報酬は
何ももらえなかったけれど、ジュノでおそらく五指に入る有名な
このガルカのNPCはあるモノをくれた。
「街の灯火を守る会会員証」。
持ってると、街燈を点すボランティアを募集してるか判るそうな。

この会員証をもらってからというもの、ジュノ下層に行った際、
夕暮れ時に「募集中」というメッセージが流れない日があると少し
愉快になる。
裏を返せば、今日も誰かが街燈の灯を点すためにジュノ下層を
走ってるという事だから。
いま灯を点してるのは、ジュノに来たての新米さん?それとも
熱心なリピーターさんか?そんな事を考えたりしながら、
街にいるNPC全員の会話を聞いて回ってクエストを終えた。

意外に充実した暇つぶしになったヴァージョンアップ用クエスト、
追加ディスクが発売になるまでに三国の会話を聞いて回るのも
一興かもね。手間ンゲー掛かるけど。
[PR]
by zerohour_co | 2006-04-06 00:59 | FF>>日常