人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

FF11±ゼロ。

zerohour.exblog.jp

八面六臂。

前に後ろに右に左に。ぐるっと回って、更に回る。
モニター向こうの坊主頭も、やや伸びた感のある頭をなでて、
ニヤリとする。

加工法次第で高級食材にもなりうる、食用果実ロランベリーを
食い荒らす害虫がいる。

芋虫、そう通称されるコイツらは現実世界だと蟻や蜂のような、
一匹の女王を頂点とした分業制社会を形成して生活してるらしい。
大公国の管理下にある、ロランベリーを栽培してる耕地の一端に、
芋虫が吐いた粘糸によって整形された奇妙な洞窟。
【クロウラーの巣】。

【獣使い】の聖地兼レレル30台からの中堅冒険者のメッカたる、
この巣に現着する冒険者一同。
忍侍白黒召と【シーフ】のウチ。
獲物はモチロンこの洞窟に名を冠された住人、芋虫。

【黙想】【八双】【残心】【心眼】【星眼】
リズミカル。
そう表現したくなる程、小気味良いテンポで特有のアビリティを
次々と発動する、ちっこい司令塔。

彼が繰り出すアビの半分は、何の効果があるかワカンナイけど。
その華麗な太刀捌きに続き、WS(=必殺技)を重ねるウチ。

直後、ギュルギュルと緑色の渦がまき【湾曲】の連携が完成する。
盛大に後衛様から、魔法を浴びせられて芋虫がゴロリと横たわる。
ゾワゾワ。
思わず粟立つ腕。
テンポの良い戦闘に、爽快とも言える心地よさを感じる。
八面六臂。_c0061753_1936246.jpg

【侍】様「次はオレの後ろに来て、連携して」
ゼロ「あいよー」
侍様「【黙想】【準備完了!】【忍者】【スタートボタン】」
【忍者】様「【わかりました。】」
ゼロ「ほいたらウチはリキャスト溜まり次第、フイだけ使う~」
侍様「そうしてー」

<>な首長種族を操る外国人様と、日本人である他二人の前衛。
うち優秀な方の日本人な侍様の的確な指示にチキチキと従う、
アレな方の某量産型。

前に後ろに右に左に。ぐるっと回って、更に回る。
その時々の戦闘の状況でクルクル立ち位置を変えたりする様は、
玄人受けする【シーフ】独特のテクニカルな動きそのもの。
動き自体は、八面六臂の大活躍。

ゼロ「ようやくシフらしい動き方が出来るようになったやも」
モニター向こうの坊主頭は、やや伸びた感のある頭を撫で回して
ニヤリとする。

でもね。

ゼロ「あー。また【バイパーバイト】入る前にフイダマが~」
【忍者】様「【むむむ。】いまのフイダマ入ってない?」
ゼロ「【許してください。】失敗しました。」
忍様「^^;」
ゼロ「外国人様にもウチの駄目っぷりを見透かされたyp!」
侍様「w」

シフマゲ時代三十路を迎えても、その質は未だグズグズ。
それじゃダメじゃん。
もしも、その場に某演芸番組の緑色司会者が居合わせたなら、
銀鼠の高座着メンバー同様「嫁が来ねえわけだ」と言われる事
ウケアイ。
【シーフ】31>>34。
己の不甲斐無さを「のりしろ」と無理やり言い換えて、某量産型の
シフマゲは今日も続く。
by zerohour_co | 2007-05-10 19:52 | FF>>シーフ
<< ヒトコト。 隔世。 >>