ブログトップ

FF11±ゼロ。

zerohour.exblog.jp

ブルータス。

女性の声ながら、どことなく無機質に聞こえる音声案内に従い、
顔と肩の間に受話器を挟みながら番号をプッシュする。
通話がオペレータと繋がるのを待ちながら窓ごしに空を眺めた。

昨日の勤務についての業務日報を書き終えて。
出勤準備のため歯ブラシ片手にプレステ電源スイッチを押した。
午後出勤が最近多いウチは、まっ黄色な【チョコボ】に成長した
ウチのコのお世話をしてから家を出るのが最近の日課。
しかしながら。。。

ぎゅーん、ギュルぎゅるぎゅるギュル、カカカかッカ!

PS本体から発せられる、音を耳にした刹那。
余り思い出したくない類の記憶がオツムを過ぎる。
ゼロ「ブルータス、お前もか」

何故でしょう?
シェークスピアもマトモに知らないのに、このセリフだけは結構
頻繁に口をついて出てきます。
そして、何故でしょう?

イヤな予感というものは大抵当たるようになっています。

今度のブルータスの正体は。
プレステ2の電源を入れても、HDDが認識されていない模様。
その結果。
HDD起動後に現われる画面ではなく、ディスクの入ってない
状態のPS2本体のメインメニュー画面が映る、という次第。

HDDが認識されない状態だとネットワークへの接続も出来ず、
すなわちFF11が出来ない状態。

書類入れの中に埋もれてたプレステの説明書を取り出すと、
上半身ネクタイ姿に下トランクスに裸足、というアンマリ他人様に
見せたくない姿で、受話器を手に取る。

21世紀に突入して数年経つというのに、未だにコードレスも、
留守電機能すらもついてない、窓際においているプッシュホン。

女性の声ながら、どことなく無機質に聞こえる音声案内に従い、
顔と肩の間に受話器を挟みながら番号を押す。
無意識に出る溜め息ひとつ。
通話がオペレータと繋がるのを待ちながら窓ごしに空を眺める。

程なくオペレータのキクチさん(仮名)が用件を問うてきた。
状況を掻い摘んで伝えると、柔らかな言葉遣いながら事も無げに
キクチさんは言い放った。
「検査と修理で、PS本体とHDDを1ヶ月ほどお預かりします」

まず網膜に浮かんだのは。
黄色い【チョコボ】として成長を遂げたウチのコが30日にわたる
放置プレイの末に老いて、かつグレちゃう姿。

1ヶ月イコール30日もの間【チョコボ】をお世話できない状況が
続くのならば、「親同然」と連日言われてた愛情のパラメータも、
ヌマさんと同じように
ようやく復帰した直後に、【チョコボ】を預けていた飼育に関する
協会会長様たる首長族から。

Hantileon :
あなたのことは…… 全然気にとめてないみたいですよ。

そう言われる事は自明の理、そんな様にも思える。
うーん。
そう唸った2秒後、口の端も乾かないうちに発声する。

ゼロ「はい、じゃソレで」

ヴァナ・ディールに降り立てない状態が続くなら、PSとHDDを
手元に置いていてもいなくても同じコト。
c0061753_10255458.jpg


決断の正誤は別にして、即断即決がウチの特性であることは、
自身の長所であると信じつつ。

宅配業者サンがブツを回収にくる日時と段取りを確認してから、
首と肩に挟んだ受話器を置いて、家を出た。

また雨が降り始めていた。
徒歩で通える距離にある、研修先の勤務先まで向う、その途上。
たらこ~たらこ~たっぷり、たらこ~の着信音が、周囲に漏れる。

ケータイを耳元にあてるウチに、確認漏れのお詫びもソコソコに、
追加連絡をくれるキクチさん(仮名)。

キクチさん「ハードディスク内の記録を消去する事を同意下さい」
ゼロ「。。。【本当に?】」
キクチさん「本当です。」

逝こうぜ!
インストと各種設定が延々果てしなく続く、無限大の彼方へ。

つい先日の苦闘も思い出し。
現実のお空と同じ、心もしとしと雨模様。

それでも。
モチロン即答で「おk」と言いましたとも。ぇえ。
だって、男の子だもn
[PR]
by zerohour_co | 2007-01-17 11:27 | 浮き世のコト
<< ご対面。 一先ず置いていて。 >>