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FF11±ゼロ。

zerohour.exblog.jp

魔菓の効果。

冒険者の自室でいつもクルクル回ってるだけ。
そんな個人的な印象の強いキャラクターであるモーグリが
部屋の外にいるのを観ると少し違和感を感じる。

拠点にしてる【ジュノ上層】の競売前で相変わらずボォーと
所在無く立ち尽くす日曜日の午後。

金曜日に買った「ダヴィンチコード」の文庫本を読みながら、
時折モニターをチラチラ観てると一つのお手伝い募集に
目が留まった。
「お犬様」こと、【フェンリル】との戦いお手伝い募集。

炎氷風土雷水の各属性を持つ召喚獣を従えるのは、もはや
お誘いを受ける必須条件となりつつある【召喚士】にとって
このお犬様を従えるのは今なお、ちょっとしたステータス。
すなわち、恐ろしく強い。
召喚士の人口増加を密かに願うウチは、フェンリル自体は
既に従えてるけど、時間を持て余してる事もあって久々に
お手伝いを申し出る。

フェンリルが待ち受ける「満月の泉」に向かうため、飛空艇で
ジュノから一路ウィンダスへ。
幾人かが準備のため、競売所とモグハウスを忙しく行き来
してる間に、所在無く【森の区】入り口前に佇む。

目の前に浮かぶ、真っ白な体に小さな赤い翼が生えた奇妙な
生き物、モーグリ。

3月1日(水)9:00頃から3月14日(火)17:00頃までの期間。
桃の節句にちなんで開催したイベントの一環で、期間中、
屋外各所に配置されたモーグリに話し掛ける事で、各種族の
子供に一定時間、変形できる魔法のお菓子「ヒシモチ」を
貰うことが出来た。

それを思い出して、余興でモーグリに話掛ける。

量産型、小人族、猫耳族、首長族。
クポークポー言いながら、四種類のヒシモチを数個ずつ
手渡してくれるフワフワ浮かぶ白い生命体。
仲間達に数個ずつ分け与えながら、ウチも一つを口にした。
「ミスラヒシモチ」。

現生人類にもっとも姿カタチが近く、その繁殖力と個性に欠ける
風貌から量産型と揶揄される【ヒューム】の姿から一瞬にして
可愛らしい幼女の姿に変わる。
魔菓の効果。_c0061753_23534944.jpg

猫耳に尻尾。
いつもの見慣れた姿からの余りの激変ぶりにチョット驚く。

ウチの変わり果てた姿を見て一斉にヒシモチを貪り食う仲間達。
そのうち準備を終えた仲間達も加わって、辺りを駆けずり回って
大騒ぎする6人の童子。
よそよそしかった初めの雰囲気がウソのよう。

「そろそろ行くぜよ」
未だ夢中になってる仲間達に声を掛ける。

寄せ集めで構成された集団の距離を一気に縮める事に成功した、
このお菓子の隠れた付加価値の高さ。
FF11のイベントは見知った間柄の人達じゃないと楽しめないな、
そう思う事が多かったけれど。
このイベントを仕掛けた■e様の意図が初めて解った気がした。

門を抜けて元の姿に戻った冒険者達は草原を走りだす。

『ウィンダス鼻の院と共同開発した魔菓「ヒシモチ」』
公式サイトではそんな説明があったけど、魔法のような効果が
確かにあったな。
先行する冒険者の後ろ姿と笑いの絶えないログを追いかけながら、
そんな事を考える。
数分後に訪れるフェンリル戦の勝利を確信してウチもニヤリとした。

さて、ウチの猫幼女姿。
世界三大【ミスラ】スキーチムヲ様、ご満足頂けたでせうか。
by zerohour_co | 2006-03-17 00:32 | FF>>日常
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