人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

FF11±ゼロ。

zerohour.exblog.jp

金太郎たちのセルビナ時代。

例えば。
同じ道を行き来してるうちに、ある日、考え事をしてるうちに、
足が勝手に目的地に向かって歩を進めてる。
そんな経験は、皆様にはありませぬか?

「【パーティ】?」
果てしなく続くかに見える白くキメの細かそうな続く砂地に、
強い日差しの照り返しが眩しい。
【バルクルム砂丘】。
白い砂を踏みしめて、周辺を無邪気に跳ねるウサギを相手に
死闘を展開するウチに、定型文のぶっきらぼうなテルが届いた。
「【パーティ】?」
間髪置かず、もう一度届くテル。その後に続く文章は無い。
おそらく、外国人なリダのお誘い。
「ほほい。今そっちに移動中」と返答して、仲間達と合流した。

白ナ侍暗戦と【忍者】のウチ。
お侍様とウチが日本人にして、ウチ以外が全員、首長族なPT。
金太郎たちのセルビナ時代。_c0061753_13591542.jpg

パワープレイ全開!外国人部隊らしい豪快な構成のウチらは、
美しい夕日が沈む波打ち際でカニとサカナを獲物に狩りを始めた。

今までご一緒した外国人部隊って賑やかでウルサクて異常に
テンション高い面々が多かったけど。
挑発の順番、連携、休憩の取り方、何を聞いても反応が薄い。
レベルが上がった時と、メンツが入れ替わる時しか、会話がない。
メンツの入れ替えも、「後任が来るから抜ける」程度の会話。
後任が入ると、また打合わせも無いまま狩りが再開する。

うーん、この会話の無さはナンダロウ。。。?
メンバー構成をみると、みんな冒険者ランク9以上の猛者揃い。
オレ様のようなエリート冒険者には打ち合わせ不要その場のノリで、
とでも思ってるのかな?

そう一人納得するも、ヤッパリなんだか味気ない。
日本人な首長お侍様と打合わせて連携をたまに入れながら、
作業と化した狩りを続ける間にレベルが上がった。
【忍者】16>>19。

駅から考え事しながら歩いてたら、家の前に着いちゃった。
そんな既視感に囚われた、今回のセルビナ時代。
お気に入りのBGMが流れるセルビナに足を踏み入れるもないまま
終わりを迎えるこの冒険に、一つ愉快な事を上げるなら。

何度かメンバーの交代時。首長族の白様が抜けて、
走りよってくる後任の白様も首長族。戦士様の首長族が抜けて、
やってくる後任の竜様も首長族。その後も首長族、首長族。
首長族の比率が変わらないまま、黙々と再開されるレベル上げ。

それは、切っても切っても、どこを切っても同じ顔が出てくる飴、
金太郎飴を思い出させた。
外国人様よ、チミたちは一体どれだけ【エルヴァーン】好きなんだ?

作業然とした経験値稼ぎの間に見つけた小さな笑いのポイント。
この金太郎たちは、今回どこに面白さを見出してるのか?
ちょっと訊いてみたい気もする。でも、反応薄いんだろうな。
金太郎部隊。
そう密かに呼んでたPTの解散と共に、金太郎たちに別れを告げて、
ジュノに戻るため高原への道を走りだした。

走り出して暫くしたら叫び声が聞こえた。立ち止まって後ろを見ると、
先ほどの外国人ナイト様がゴブリンを大量に従えて走ってくる。
悪態と、助けを求める絶叫を繰り返すナ様。
無口だった数分前の姿とのギャップに大笑いしながらウチは、
追っ手のゴブリンの一匹に【挑発】を仕掛けた。
by zerohour_co | 2005-12-11 13:59 | FF>>忍者
<< 伝説の妙技。 ささやかな冒険気分。 >>