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FF11±ゼロ。

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セルビナ警備隊と名も無き臼魔導士。

シゴトの合間。自宅に帰ってから。就寝までのひととき。
仲間のブログを巡回するのが、もはや日課である。

いやあ。みんな記事巧すぎ。オモシロ過ぎですよ。

そんな中、ひゅむ様ブログを見てると、
セルビナ警備隊という存在がいる事を初めて知った。

セルビナ警備隊とは、『初心者には危険な狩場、
主に (セルビナ前、クフィム塔前、カザム前) 等にて、
辻レイズ・ケアル・プロテス 』、
並びに『トレイン&危険なモンスター討伐 等の
警備活動を不定期ながらも行っている』志士達である。

控えめに言って感心した、大げさに言えばに感動で咽び泣いた。
率直に言って、この世知辛いご時世に中々お目に掛かれない
素晴らしくイカした義挙である。

よおし!ウチも参加表明しちゃうゾ。今日からウチも
セルビナ警備隊の一員だ。ウチってカコエエ!

そう思ったのだが、何か心に引っ掛かる。



なんだろう?とシゴトの合間だとか、メシ食べながらだとか、
ボウズ頭を洗いながら、ツラツラと考えてみる。

ここで話が少し脱線するのを許して欲しい。

【コンシュタット高地】からソロで砂丘に入り、
現地で野良ptに入れてもらった。
皆帰ってセルビナで解散しようと砂丘を疾走中、
大量リンクに巻き込まれて全員瀕死で駆け込んだ、
初めて訪れた地、セルビナ。

明け方に近い深夜、目に飛び込んできた冒険者達と陽気な音楽が、
生還した安堵感と相まって強烈な印象として今も残っている。
それが初めてのセルビナ時代を迎える事になった駄戦士時代の
始まりの終わりだった。

それからptの組合わせ、シャウトの仕方、オトリダの仕方から
始まって、セルビナ時代に沢山の事を学んだ。

狩り場の選定。釣りの仕方。戦術の徹底。リンクの危険性。
トレインの恐怖。ボギーの恐ろしさ。それを知らせる重要性。
死への恐怖。仲間が崩れ落ちる絶望感。
仲間を助ける為の自己犠牲。死者へのいたわり。
ケアルへの感謝。レイズへの憧れ。

脱線した話を戻すと、言葉で表現しにくい事も含めると、
書ききれない程、本当に色んな事をセルビナ時代に学んだ。

駄戦士から転向して再訪することになった、
臼時代、黒時代、召喚時代、獣時代。
そのいずれの時も、その様式を学ぶのに印象深い時を
過ごした。

一方で、サポもまだまだという、半熟新米冒険者には
辛く苦しく長いという印象がセルビナ時代にはある。
そんな半熟新米冒険者の少しでも手助けとなるように。

大量のトレインを引き連れた敗走する冒険者がいたら、
何があっても助けたい。
レイズ要請を受けたら同じ事をしてくれた先人に対する、
せめてもの恩返しにと、取るものも取り敢えず駆付ける。

そんな、セルビナ警備隊の行為は気高く素晴らしい。

そうなんだけど、なんだけれども。

「あの辛く苦しいセルビナ時代の冒険者達を手取り足取り
導く事が、今後の冒険者生活に本当に有益になるのか。」

「セルビナ警備隊、という有難い存在が当たり前のものと思って、
先人の冒険者が、あの辛く苦しい時代を乗り越えて体得した
大切な何かが半減してしまわないか。」

そんな事を考えてしまって、引っ掛かってた模様。

繰り返す。セルビナ警備隊の意義と高い志は共感に値する。
モチロン、実際にセルビナで困った冒険者を見かけたら、
ウチだって四の五を言わず助けてるのは疑う余地がない。

ただ、「セルビナ警備隊」と名前を掲げて活動するような事は、
ウチに限って言えばないのかなあ、と思う。

セルビナ警備隊とベクトルは同じだけれど、名乗らないまま
爺鯖の片隅でひっそりと辻レイズをするのが今のウチには
【丁度よい相手です。】
もちろん、あくまでもウチの個人的な考えに過ぎない。

やたらと、シャウトやテルを高レベル冒険者に飛ばしまくって、
迷惑するのを防ぐためサチコに警備隊である旨を明記、
って理由も頷ける。確かにアレは連発されるとウザイ。

それでも、セルビナ警備隊、をウチはまだ名乗らない。
それも、あの世界の様式を学ぶ良い機会になるだろうと思うから。

セルビナ時代の苦労は買ってでもしろ、若人よ。
青臭い考えを吐露するに、あえて乱暴にそう言ってみる。
もう少しの時間と人間として角が取れたら考えが変わるかも
知れない。といっても、もぅ結構イイ歳だけれども。

そんな事を強弁しながらも、サチコメ未記入の臼魔導士が
通り掛かりを装って、辻レイズを掛けるのを見かけたら。

ニヤリとされたら本懐。嗚呼この人はワカってるなと、
ウチも【/grin】として立ち去ります。

一方、ウチも【竜騎士】レベル16。
セルビナ警備隊という偉大な存在に甘えて、
フヤケてしまわぬよう、自戒を込めて以上を投稿します。

野良ptに参加するなら、そろそろ。ソロで頑張るならもう少し。
ウチの6回目のセルビナ時代が、また始まる。
by zerohour_co | 2005-06-30 13:39 | FF>>日常
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