午前遅く起きた朝の後日談。
散髪は諦め、ヴァナ・ディールに降臨する。
【竜騎士】に着替えて、飛空挺で故郷のバストゥークに。
準備もそこそこに独り、【コンシュタット高地】に走る。
【ウィンダス】に忠誠を捧げる身にはなったけれど。
ヴァナ・ディールに素敵な場所は多かれど。
今なお、お気に入りの場所の一つは故郷バスに近い
この高地である。
初めてパーティを組んだ場所も、この高地だったなあ。
駄戦士時代を思い出す。
通称デムの岩を通り過ぎ、風車のある場所を目指す。
初めてパーティを組んで戦った場所。
ソロでゲエムしてても、それなりにオモロイのは、
FF11の凄いトコロだと思う。
独りで道すがら、一心同体である子竜を呼び出して
トカゲやらプラントをユルユル狩りながら、そう思う。
風車がいくつか回る、その場所に着いて、
同じ強さの羊だけを狙って狩る。
もう少しでレベルが上がる。
そのとき近くにいた【竜騎士】と【獣使い】のコンビが
挨拶をしてくる。
竜騎士と獣使い。ある意味、同業者。
傍流同士、仲間意識があって嬉しくて挨拶を返す。
「hey!」
うわぁ、外国人部隊やあ。ピリリと背筋に走る緊張感。
外国人竜騎士「一人で狩ってるの?」
ゼロ「ですです」
外国人竜騎士「なんで?」
ゼロ「うーん。ソロでもDrg(=竜騎士)はLv上げることが
出来るからね。ソロでも強いじゃない、Drg」
外国人竜騎士「何で?何故ソロで竜騎士上げしてるの?」
ゼロ「【むむむ。】」
。。。また難しい質問を。
暇つぶしで。竜AFが着てみたいから。誘われないから。
色々考えてた末、ウチの思いに則してて拙い英語力で、
かつ相手が納得するかもしれない回答をする。
「i am bst Lv75. so i try to do drg to Lv75 alone.」
ウチは本職はケモノ75なんよ。
だから竜騎士でも独りで75に到達できるか試してみたい。。。
思いが伝わったかどうかは解らない。
ただ、外国人竜騎士が返してくれたレスは
「Wow! GREAT!」だった。
それから堰を切ったように続く竜騎士と獣使いの質問。
「スゲー、どうやって竜騎士を上げるツモリなん?」
「獣使い、ってどうなの?上げるのツライ?」
「竜騎士はサポ戦でリーダした方が上げやすいよ?」
「赤上げた方が、獣使いは効率がイイの?」
「いや、獣使いはサポ白じゃないとダメだよ。だよね?」
まさに質問攻め。いやぁぁあ!【許してください。】
Howを連発して質問されても答える語学力ないから(汁
ちょうどクリーニング屋に行く時間なので、
「i have to do cutline soon. see u again」。
そう言って逃げるように落ちたけど。
「そうかあ。独りで竜75にしてみたいってのも、
考えてたんだねぇ」。と、我ながら再発見。
質問されるまで、そんな答えは自分の中では
気付かなかった。よく気付かせてくれました。
モニターを前にして思いがけなく笑みがこぼれる。
質問攻めは困るけれど。
あの外国人部隊とは、また遇ってみたい。
そう思った午後6時。ウチは笑いながら席を立った。
ああ、そうだ。
竜騎士のレベルはこの日、12>>>14になりました。