無論。
不正行為はワルイコト。
その点に隙間を見つけ異論を挟み込む余地は無い。
でもね。
浪人生活しながら漫然と予備校に通っていまい。
受験シーズン突入2週間で慌てて猛勉強。
辛くも大学生活の切符を手に入れた、この非才めが。
非難を恐れずに放言してみる。
例の学生さんが社会に復帰した時。
一生後ろ指を指され続ける社会であって欲しくない。
「あのコ、あのカンニング事件のコだから。。。」
「また他人のを剽窃したんだろ?」
「どうせチミは。。。」
かの学生さんが贖罪した後に、頑張ったら。
ソレはそれで認める社会であって欲しい。
良心の唇青しカンニング
古今東西、不正行為はあったのだろう。
ウチ自身、学生時には試験直前に模範回答を作成。
仲間内で交換しあったり。
売りさばいて小遣稼ぎしたり。
今考えてみれば、褒められた事ではない。
自分自身で正当に解に到達していないのだから。
今日webを見てたら。
ほぼ日のイトイさんが気持ちを代弁してくれてた。
『その答えを性急に求めないほうがいいと思います。
どっちかが、まるまる正しいということはないですから、
「どうしてだろう?」と考えるくらいのすきまを、
こころの中に空けておいて、あれこれの問題を、
感じたり考えたりしたいものだと、ぼくは思うのです。』
天声人語を見る。
名探偵ホームズは同じケースの犯人に言ったそうな。
『一度は低いところへ君は落ちた。
将来どんな高いところへ君が昇るか、楽しみにしていよう(阿部知二訳)。』
全ての人がどんな理由があれ権利として高みを狙える。
そんな弾力性を残した社会であって欲しい。