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FF11±ゼロ。

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時計。

その時計を目にした時、オツムの中で音がした。

あの時計がテレビに映った、その刹那。
今にして思えば、「楽しい時間の終わり」を直感或いは実感
してたんだろう。
今でいうところのヘコむに近い感情を、幼いながらに抱いていた。
そう思える。

あとに続くのは、正しいイントネーションで粛々と進行する、
退屈な番組の始まり。

webを閲覧できる手段を回復しフラフラと見てたら、その時計を
偶然みつけた。
ポッ、ポッ、ポッ、ポーン!
反射的にオツムの中で、懐かしいアノ音がする。
c0061753_20302553.jpg

終わりの始まり、を意味するもの。その名はNHK時計。

web閲覧機能が復旧したので自身のブログの設定の中に、
「ブログパーツ」という見慣れない項目を見つけ、そこで発見。

当時はまだ未婚だった叔父と、祖父・祖母を含めて家族7人。
狭い家、ちゃぶだい、いま考えると質素な食事、そして当時、
どの家庭にもあったハズの、大きなブラウン管、手回し式の
チャンネル、そして足つきの、標準的なカラーテレビ。

懐古と若干の、あるいは憎悪がなんとなくブレンドされた感情から
思わず設置。
ウチの実家にある時計の最初の時計が、木目調なこの時計の
形になんとなく似てたからかもしれない。

ただ、この時計を見て未だ慣れない点がある。
長針と秒針がともに「12」を指してないのが、殆どだってこと。
この時計を見る度ポーン!とする、このギャップ。

公共放送の時計にだけに関して言えば、一番美しく見えるのは、
10時10分ではなく、長針と秒針が揃う瞬間だと思って疑わない。
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by zerohour_co | 2009-02-21 20:59 | 浮き世のコト
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